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まるで、あおさ? 簡単で栄養たっぷり「青のりの味噌汁」

  • 2016.10.5
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使いかけの「青のり」、ご自宅で眠っていませんか? 青のりを使うのは、焼きそばやお好み焼きのときくらい、という方が多いと思います。

私は妊活中から青のりを日常的に使っていました。なぜなら、栄養がギュッと凝縮した食材だからです。1回に食べる量は少量ですが、カルシウムや鉄分、ビタミンAやE、ビタミンB群や葉酸など、とにかく栄養満載なのです。この栄養の恩恵にあずかろうと、焼きそばやお好み焼きはもちろん、お浸しや炒め物などいろいろなものにパパッとふりかけていました。

妊娠中、料理をするのがイヤでたまらなくなった時期、外食やテイクアウトが続くのもお腹の子どもによくはないので、なんとか簡単に毎日の料理を済ませられないかを考えていました。そのときに初めて作ったのが、この「青のりの味噌汁」。

具は「青のり」だけです。

当時は買い物をするのもおっくうで、冷蔵庫に味噌汁に適した食材がなく、でも味噌汁が飲みたくて、とりあえず具なしの味噌汁を作ってみました。でもやっぱり味気ない…、そこで目についたのが青のりです。

ちょっと入れるつもりが、ドバっと入ってしまい…、まぁいいか、と味見をすると、まるであおさの味噌汁! びっくりです。

うまみたっぷり、磯の香りがする仕上がりになっていました。失敗は発明の母とはこのこと? と、テンションが一気に上がったのを覚えています。

作り方はレシピにすることができないくらい簡単。

具のない味噌汁を器に注ぎ、青のりを1人小さじ1~2入れれば完成! とこんな具合。何回か試しましたが、このくらいたっぷりと青のりを入れたほうがおいしいです。

私は離乳食でも青のりをよく娘に与えていました。今もごはんにかけたりして、頻繁に食べてもらっています。

先日、お仕事でこの味噌汁を試食してもらったら、「簡単で栄養がとれておいしくて、家でも作っています」と働くママさんからメールが。すごく地味なメニューですが、評判も上々のようです。

青のりがあまっていたら、ぜひ一度お試しください。

(長 有里子)

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