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できてからでは手遅れに?プロが教える「隠れシミ」をケアする方法

  • 2016.10.4
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老けた印象をつくってしまうシミ。できてしまったシミ対策はありがちですが、美肌のプロはシミができてから慌てるなんていうことはしないのです! その秘密はシミを作らないために“隠れシミ”の対策をしているから。

そこで今回は、コスメコンシェルジュであり美肌研究家の筆者が、シミができてしまってから焦らないために、“隠れシミ”をケアする方法をご紹介します。

 

■「隠れシミ」とは…

紫外線ダメージなどにより、肉眼では見られないお肌の内側にできてしまったシミのこと。隠れシミは排出できなければシミとしてあらわれるので、見える前になくすことでシミを防ぐことに繋がります。

 

■隠れシミのケア方法4つ

(1)紫外線対策

まずシミの原因となる紫外線対策をしっかりと行いましょう。隠れシミには特にUV-Aの対策が大切。波長が長く、窓も突き抜けてくるので真皮にも到達しやすい紫外線です。室内でも日焼け止めを塗ったり、最近では飲む日焼け止めなども注目されています。

 

(2)美白ケア

できてしまったシミ対策としてもよく知られている美白ケア。ビタミンC誘導体やハイドロキノンといった美白成分の含まれたスキンケアを使用することは隠れシミのケアとしても有効です。ただ美白成分の多くは乾燥しやすいのも特徴。保湿ケアも併せておこなうことが大切です。

 

(3)乾燥対策

お肌のシミが濃くなるのは乾燥や紫外線ダメージによりターンオーバーが乱れてメラニンの排出がうまくできなかったことによるもの。乾燥ケアをすることで、バリア機能を高めて紫外線を受けたことによるダメージを軽減したり、ターンオーバーの正常化したりすることにも繋がります。

 

(4)抗酸化作用、ビタミンなどの摂取

抗酸化作用のある食べ物などで内側からケアすること。これは筆者自身が特に大切にしていることです。抗酸化作用のある食材でわかりやすいものは人参やトマトのような“色が濃い”もの。さらにトマトはリコピンやビタミンも豊富ですが、油脂性のビタミンであるためオイルと共に摂取することで効率よくビタミンを吸収することに繋がりますよ。

飲み物ならポリフェノールが含まれているココアなどもオススメ。筆者は幼少期より毎朝欠かさず飲んでおり、美肌を保つ秘訣のひとつだと実感しています。ココアよりさらに抗酸化作用が強いのが緑茶。食事のときに緑茶を飲むなどして取り入れてみてください。

 

いかがでしたか? シミができてしまってからのケアではなく、できてしまう前のケアが美肌の秘訣です。隠れシミをシミにさせないためにもぜひ参考にしてくださいね。

【筆者略歴】

※ 杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。

【画像】

※ S_L / shutterstock

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