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ゴーヤチャンプルーは食べあきたという人に! ゴーヤで作る常備菜

  • 2016.10.4
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夏場にゴーヤカーテンを設置したのは良いけれど、収穫量が多く、食べ方に困っている人もいることでしょう。チャンプルーが定番ですが、毎回同じでは飽きてしまいそう。

© sunabesyou - Fotolia.com

そこで今回は、ゴーヤでつくる常備菜を紹介します。

■ひと手間かけて、苦みを軽減!

ゴーヤと言えば、やはりあの苦みが気になる…という人も多いはず。これを軽減するためには、まず種の部分をきちんと取りのぞくことがポイントです。種のまわりにあるフワフワの部分も丁寧に取りのぞきましょう。

さらに、ここでもうひと工夫を。一番簡単なのは、カットしたゴーヤをしばらく冷水にさらす方法ですが、もっと苦みを軽減したい場合は、一度ゆでてから調理してみましょう。

種を除いてカットしたゴーヤにかたくり粉をまぶしてからサッとゆでると、苦みが抜けて、子どもでも食べやすくなります。

また、カットしたゴーヤに塩をもみこみ、しばらく置いてから熱湯で塩を洗いながすという方法でもOK。これから紹介するメニューをつくるときは、お好みに合わせて下ごしらえの方法を選びましょう。

■食べやすい! ゴーヤのキンピラ

1品目は、白いご飯に良く合うゴーヤのキンピラです。

<作り方>

1、3~5mm幅(歯ごたえをしっかり残したい場合は、もう少し厚めでもOK)にスライスしたゴーヤを、好みの方法で下ごしらえし、しっかり水気を切っておく。

2、フライパンにゴマ油を熱し、ゴーヤを炒める。

3、ゴーヤがしんなりしてきたら、酒少々をふり入れ、さらに市販のめんつゆ(ストレート)を加え、水気がなくなるまで炒めたら完成。

できるだけ日持ちを良くするために、めんつゆを入れたら、しっかり炒めて水分をとばしましょう。めんつゆの量は、ゴーヤ1本に対して大さじ2~3が目安。仕上がる直前に味見をして、薄いと感じたらしょうゆ、みりんで調節します。仕上げに七味唐辛子やゴマを加えてもOKです。

■おやつにも! ゴーヤチップス

2品目は、おつまみやおやつにぴったりなゴーヤチップスです。

<作り方>

1、薄くスライスしたゴーヤをお好みの方法で下ごしらえし、キッチンペーパーでしっかりおさえて水気を切る。

2、ボールにゴーヤを入れ、塩コショウで調味をしたら全体に小麦粉をまぶし、油でカリッと揚げたら完成。

調味の際にカレー粉を加えると、より子どもでも食べやすい味に。小麦粉と一緒に粉チーズを加えると、風味豊かなゴーヤチップスになります。

食感をできるだけ長く保つために、しっかり揚げて、カリッと仕上げることがポイント。また、カットしたゴーヤを半日ほど干してから調理すると、カリッとした食感を維持できます。

■簡単! ゴーヤの中華風ピクルス

最後は、下ごしらえしたゴーヤを調味液に漬けておくだけの、簡単な中華風ピクルスです。

<作り方>

1、スライスしたゴーヤをサッとゆでて冷水にさらし、キッチンペーパーでしっかりおさえて水気を切る。

2、市販のポン酢、ゴマ油、すりおろしたショウガを合わせて調味液を作り、1を加えて軽くまぜたら、冷蔵庫で半日から一晩寝かせて完成。

調味液はゴーヤ全体に行きわたる程度の量があれば十分です。ピリ辛が好みなら、ラー油や輪切り唐辛子を加えても良いでしょう。

こうしてゴーヤを調理しておけば、夕食のおかずにあと一品欲しいとき、お弁当のおかずが足りないときにも大助かりですよ。

(森川ほしの)

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