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”生理痛”にも効果的!寝る前3分で行う「ペルビックストレッチ」

  • 2016.10.3
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生理前になると気分が憂鬱になったり、体調が優れないなと感じることは多くの方が経験があるでしょう。筆者自身も、過去には生理痛で動けなくなるほどの体調不良に悩まされましたが、今では生理痛はなく、生理が始まるサインもわかるため、心身の健康を維持することができています。

そのように生理痛の改善が実感でき、ピラティスとオステオパシーを取り入れた心身のトータルケアを行う筆者自身が続けてきた、生理痛緩和方法の“ペルビックストレッチ”を今回はご紹介したいと思います。

 

■“ペルビックストレッチ”とは

ペルビックストレッチとは、骨盤を意味するペルビックの筋肉や靭帯を調整し、骨盤の歪み改善となるピラティスから生まれたもの。生理、妊娠などで常に骨盤は呼吸しているかのように膨らんだり縮んだり動いています。まずは骨盤へ揺らぎのリズムを教えることで、骨盤内の内臓もリラックスさせていきましょう。

 

(1)ニュートラルポジション

まずは仰向けになります。両膝は曲げ、腰の下に手のひら一枚分ほどのスペースが背骨の正しいカーブとなります。そのカーブを作ると骨盤の位置が整います。両手を上に上げると呼吸が入りやすくなり、リラックス効果も得られます。

 

(2)タックイン

鼻から息を吸い、口から息を吐きながらゆっくりと骨盤を傾けます。恥骨からおへそにかけてビー玉がころころと転がすようなイメージです。傾いたら再度鼻から息を吸い、口から息を吐きながらニュートラルポジションに戻します。

これを5回繰り返していくと、骨盤内に一定のリズムが作られ内臓もリラックスしていきます。そして呼吸の繰り返しによって、ホルモンを司る自律神経と呼ばれる神経も安定していきます。

 

妊娠中の方も特に痛みなどを感じなければ行っても大丈夫です。腸の活性化にも繋がりますので、生理の一週間前から寝る前に行ってみてくださいね。

【筆者略歴】

※ 野口早苗 ・・・3歳からのダンス経験を生かし国内外でプロダンサーとして活躍後、姿勢調律士として正しい姿勢の普及活動を行う。姿勢によって、より心と身体を健やかに美しく磨くための方法をご紹介。

【画像】

※ gpointstudio / Shutterstock

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