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収納破産してない? 子育て中でもキレイな部屋をキープする秘訣

  • 2016.10.2

【ママからのご質問】

子どもが生まれてからどんどんものが増え、部屋の中が雑然としているのにすごくストレスを感じます。1日中片付けと家事に追われている感じがしてイライラします。

でも、子育て中でも部屋をきれいにしている人っていますよね……。この差は何なのでしょうか。

目次 モノの量の違いかも。子どもが生まれたらモノを減らそう3割の力で管理できるモノの量へ収納破産していませんか?

●A. モノの量の違いかも。子どもが生まれたらモノを減らそう

こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。

私も第一子、第二子と産んでまったく同じ状況に直面しました。似たような状況なのにキレイなおうちはキレイ……なぜ!?

子育て中でもきれいにできる人はできるんだな、と衝撃を覚えました。

今回はさまざまな断捨離本を読み漁り、汚部屋を卒業した私が子育て中でもすっきりした部屋を保てる秘訣を伝授します。

●3割の力で管理できるモノの量へ

子どもが生まれるとモノが増えます。反対に掃除や片付けといったモノの管理にかける時間は大幅に減ります。

なぜなら子育てに時間を取られてしまうから、きれいな部屋を維持するための手間は、今までのようにはかけられません。

極端なたとえになってしまいますが、何もない引っ越ししたてのような部屋と、さまざまな家具や調度品が並ぶ部屋とでは、圧倒的に前者のほうがモノをどかすなどの手間がなく、掃除がしやすくなります。

何かをどかして掃除機をかける、何かをどかして棚の上を拭く、それぞれは一瞬一瞬のことかもしれませんが、その一瞬が積み重なるとすっきりした部屋を保つのにとても労力がいるようになります。

もともと整理整頓や掃除が好きな人、苦手な人、いろいろな人がいて、その管理能力はさまざまですが、1つの目安として、自分が掃除にかけられる3割の力でキレイな部屋が維持できる くらいのモノの量に持ち物を減らすことが、子育て中でもすっきりした部屋を維持するコツになります。

●収納破産していませんか?

“収納破産 ”とは、“収納がいっぱいになり、モノがあふれだし、管理不能に陥る こと。

管理不能になれば思考が停止して片付けそのものを放棄してしまうので、汚部屋まっしぐらとなります。

具体的な例を挙げると、子どものおもちゃがだんだんと増え、おもちゃ箱に収まらなくなり、いつでも溢れ散らばっているというような状態です。

子どものものが増えやすい子育て中は、この収納破産に陥りがち。

この状況を避けるためには、入りきらないからといって次々収納用品を買わないこと。

そして、何かを収納する場合、収納するモノの量は全体の7割程度 にしておくことです。

基本的に収納の3割は余白として余裕を残しておかないと、モノの出し入れがしづらくなって、収納機能が十分に発揮されなくなってしまいます。

そして何よりも、1つ物を買ったら1つ手放すというつもりでモノのINとOUTをしっかり意識していくことも大切です。

子育てに忙しい今はなかなか時間が取れないかもしれませんが、一度自分の管理能力と、自分が持っているモノの量を比べてみることで、雑然とした部屋が変わるかもしれません。

【参考文献】

・『2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム』勝間和代・著

・『持たない ていねいな暮らし』マキ・著

・『無印良品とはじめるミニマリスト生活』やまぐちせいこ・著

●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)

●モデル/神山みき(れんくん)

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