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働くママの時短料理術!  「しりとり常備菜」のコツとおすすめレシピ

  • 2016.9.30
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働くママの平日夕方は、オフィスから急いで帰宅して、家事や子どものお迎えをするなど、時間との戦い! 忙しい中でも食事は体の基礎になるものなので、栄養バランスよくおいしいものを用意したい…と頭を悩ませますよね。

© liza5450 - Fotolia.com

そこで、3歳の男の子をもつワーママの筆者が実践中なのが「しりとり常備菜」。しりとり常備菜とは、しりとりのように「ある語から次の語を新たに展開する」要領で、今ある常備菜から次のメニューを展開することです。

すでに用意した常備菜をもとに調理するので、同じメニューの連続に飽きるという心配がありません。また、ゼロからの調理に比べて時間も手間もぐっと短縮。忙しい平日の夜には、本当に助かるのでおすすめです。

「常備菜づくり」がおっくうにならず気軽に取り組め、そして食べ飽きることなくいただける、コツとレシピをご紹介します。

■「しりとり常備菜」のやり方は簡単!

・常備菜の味付けは下味程度

野菜なら「塩茹でするだけ」など、素材の味をもとにアレンジがしやすい状態の調理を。

・平日アレンジで味を変える

たとえば、しょうゆ味・トマト味・カレー味など、そのつど違う味付けにします。プラス材料(肉や野菜)と合わせることで、ひとつの素材を違ったメニューとして楽しめます。

筆者の、ある週末の「しりとり常備菜」の準備はこちら。

塩ゆでした葉野菜や切り分けた野菜

かぼちゃやゆで卵など、週末の夕食にいただく分はこの段階で味付けをし、常備菜分は茹でたり、蒸し煮にしたりして保存容器に入れて冷蔵庫へ。

また、これとは別に、ハンバーグタネを多めに作り、常備菜分のミートボールも作りました。

この週末は、ハンバーグタネを作り、半量をハンバーグに

<ミートボールの常備菜の作り方>

1、その日の夕方に食べる分のハンバーグの倍量でハンバーグのタネを作る(このとき、ナツメグなど香辛料は控えて作ると、いろんな味の組み合わせがしやすくなります)。

2、半分は、そのままハンバーグとしてその日に食べる。残り半分のハンバーグタネをプチトマト大に丸めて小麦粉をまぶし、沸騰したお湯で5分ほど茹でる。

3、茹であがったら水気をきり、ジップロックに入れて冷凍保存する。

次ページでは、このミートボールを活用した平日アレンジレシピを2つご紹介します。

■平日アレンジその1 「肉団子入りスープ」

<材料>

・調味料

かつおだし 大さじ1

酒 大さじ1

塩 小さじ半分~1(お好みで)

こしょう、しょうゆ 各少々

・プラス材料

春雨、ネギ、好みのキノコ、小松菜や水菜などの葉物野菜、しょうが

<作り方>

1、春雨は熱湯でもどして水気を切り、キッチンはさみなどで食べやすい長さに切る。

2、鍋にかつおだし汁(お水に市販のだしパックなどでもOK)を入れ火にかける。

3、酒、好みのキノコを加え、沸騰してきたら冷凍状態のままミートボールを加える。

4、再び煮立ったら、春雨と、3cm幅に切った葉物野菜を入れ、塩こしょうで味をととのえる。

5、仕上げに千切りのしょうがとしょうゆ少々を加え、ネギを散らす。

■平日アレンジその2 「ミートボールの酢豚風炒め物」

<材料>

・調味料

めんつゆ 大さじ1.5

トマトケチャップ 大さじ1.5

酢 大さじ1.5

・プラス材料

ピーマン、パプリカ、シイタケなどのキノコ類、玉ねぎ

<作り方>

1、ピーマン、パプリカ、玉ねぎは1.5cm角に切り、キノコ類は食べやすい大きさに切り分ける。ミートボールは電子レンジで解凍する。

2、フライパンにごま油をひいて野菜を炒め、火が通ったらミートボールを加えて炒め合わせる。

3、めんつゆ、ケチャップを加えてまぜ合わせる。

夕食のハンバーグを作ったついでに、同量のタネでミートボールを常備菜として作っておき、月曜、火曜はその半量ずつ使って和風、中華風に味付け。1度に作ったものを3日活用できます。

ミートボールはいろいろな野菜とも相性がよいので、栄養バランスにもすぐれたメインになりますよ。ぜひ、試してみてくださいね。

(マムズラボ)

(マムズラボ)

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