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すごい、理にかなってる!ガンコな寝癖をパパッと直す方法

  • 2016.9.29
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寝坊した朝に限ってとんでもない寝癖が・・・なんて経験をお持ちの方はいませんか?時間がなくてヘアが決まらないと、その日は気分が上がりませんよね。

今回は、寝癖のメカニズムから時短で直す方法まで、寝癖のあれこれをまとめてみました!朝にゆとりを持てないお寝坊さんは、ぜひ参考にしてくださいね。

■☆寝癖ができるのはどうして?

日によって寝癖がまったくできていなかったり、ひどい寝癖がついていたりするのは、どうして?寝癖の有無には、前日の入浴後のヘアケアや寝ている間の状態が影響します。

髪の毛を洗った後によく乾かさずに眠ってしまったときや、室温が高いなどが原因で寝汗をかいてしまうと、寝癖がつきやすくなりますよ。

■☆濡れたままオヤスミ・・・はNG!

ガンコな寝癖と関わりが深いのが、髪の毛の「結合」。髪の毛には「結合」と呼ばれるメカニズムがあり、水素結合と化学結合の2種類に分けられます。

このうち、寝癖に関係があるのは水素結合。髪の毛を水に濡らすと、原子の結びつきがゆるみ、乾くと結びつきが強まる性質をいいます。髪の毛が濡れた状態で眠ると、水素結合がゆるんでいるため頭の重みで髪の毛にクセがつき、クセがついたまま乾いていくので、ガンコな寝癖ができてしまうのです。

同様に、髪の毛をしっかり乾かしてから布団に入っても、寝汗をかくと髪の毛が濡れて水素結合がゆるむので、クセがつきやすくなります。

■☆時短でできる!理にかなった寝癖直しの方法

寝癖直しの時短テクは、髪の毛を軽く湿らせてからドライヤーを使ってセットする方法。髪の毛を濡らすと水素結合がゆるくなるので、スタイリングがしやすくなります。

市販の寝癖直しウォーターやヘアウォーターを使って湿らせると、セットするときに髪の毛がきしむことなく、美しく仕上がりますよ。髪の毛には、温まるとやわらかくなり、冷えると固まる性質があるため、ドライヤーを使うとき、最後に冷風で仕上げるとスタイリングが長持ちします。

髪の毛の性質をうまく利用すれば、時短でスタイリングできますよ!

■☆それでも直らない、ガンコな寝癖には・・・

朝起きて鏡を見たらビックリするような寝癖がついていた・・・というときにおすすめなのが、朝食を利用した寝癖直し。朝食を利用するといっても面倒なことは何もなく、ただ髪の毛を濡らしたまま朝食をとるだけです。

タオルドライをした状態でもいいし、蒸しタオルをしておいてもGOOD。髪の毛の水素結合がゆるむまでには濡らしてから少し時間がかかるといわれています。朝食の間放置しておくことで、水素結合をゆるくできるので、お出かけ前のスタイリングがスムーズになりますよ。

■☆「髪の毛を濡らす」が、正攻法の寝癖直し!

確実に寝癖直しをするためには、髪の毛を濡らすことがマスト。濡らしてから少し時間をおくとスタイリングしやすくなり、結果的には時短につながります。ドライヤーを使うときは、最後に冷風で仕上げると、スタイルが長持ちしますよ。(はまこ/ライター)

(ハウコレ編集部)

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