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プロの常識!ゆとりの朝を叶える「ポイントメイク」の時短テク

  • 2016.9.28
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女性にとって、朝は1分1秒が勝負。そこで、今回は前回のベースメイク編に引き続き、忙しい朝にパパッとキレイに仕上がるプロの時短テクニック(ポイントメイク編)をご紹介します。

 

■アイシャドウは2色で「メリハリ」づくりが可能

3色、4色と重ねることで立体感が出るのでは?と考える人も少なくないようですね。しかし、立体感はアイシャドウを数多く使用することではなく、グラデーションの出し方で表現することができます。そのため、最低2色あれば立体的な目元をつくることが可能です。

1色目は、アイホールにぼかす薄めのカラー、そして2色目は、目のキワに使用する引き締めカラー。特に、2色目に使用するカラーは、ダークブラウンを用意しておくと大体のカラーで応用できて便利ですよ。

また、2色目の引き締めカラーをより濃く入れることで、ちょっとしたアイライン効果にも。アイラインを引く時間がない!なんていうときには、この方法をお試しあれ。

 

■ポイントメイクで時間を割くべきは「眉」

印象を左右する“眉”。時短メイクであっても、眉メイクを雑にしてしまっては全てが台無しに……。ペンシルだけで仕上げる“のっぺり眉”ではなく、ペンシルとパウダーを併用してつくる立体感があって左右をきちんと揃えた眉が理想的。

ポイントは、眉頭と眉尻。特に、眉尻が薄い人は、眉尻の流し方をキレイに仕上げるとしっかりとした雰囲気に見えますよ。

しかし、力みすぎてはいけないのが眉頭。濃く描きすぎてしまうと、眉間が狭く見えてしまい、神経質で野暮ったい印象に。眉頭は、パウダーで上手にぼかしながら色をのせていきましょう。

 

■目力はあとから付け加え可能な状態に

最低限の仕上がりを目指すのであれば、アイラインはペンシルでまつげとまつげの隙間をしっかりとうめることを優先してください。このように言うと、目尻のハネ上げは?と思う人もいるかもしれませんね。

しかし、目尻のハネ上げは意外と苦戦する人も多いパーツ。まつげとまつげの生え際をしっかりとペンシルで埋めておきさえすれば、アイラインは引いてあるように見えますよ。

どうしても、最後のハネ上げやリキッドでしっかりと仕上げたい場合は、少し時間にゆとりができたときにあとから上に重ねられるようにしておけば問題ありません。

マスカラも同様、まずビューラーでしっかりとカールしておき、マスカラをひと塗りしてカールをキープします。ボリュームが欲しい場合は、あとから重ねづけしましょう。

 

■統一感は「チーク」と「リップ」がカギを握る

時短メイクのしめくくりは、チークとリップの彩りでバランスをとります。たとえば、目元が少しさみしいなと感じた場合は、チークもしくはリップをビビッドに。

一方、目元が少し派手になってしまったときは、ベージュ系カラーで顔色全体をコントロールするなど、メイクのシメにふさわしいのがチークとリップなのです。

チークとリップ両方につかえるクリームタイプもあるので、活用してみてはいかがでしょうか。

 

いかがでしたか? 時短メイクは、短い時間のなかで、いかに要点を押さえ、美しく見せるかがキーポイントです。短縮するところは短縮し、時間をかけるところはかけることを心がけると、仕上がりも満足いくものになるでしょう。ベースメイク編とあわせて、ぜひお試しを。

【筆者略歴】

※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。

【画像】

※ KOBRIN PHOTO / Shutterstock

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