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抱っこ紐、スリング、おんぶ紐、それぞれのメリット・デメリットとは

  • 2016.9.27
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© costa007 - Fotolia.com

初めての育児をするママが育児グッズを用意するとき、抱っこ紐を選ぶかスリングにするか、それともおんぶ紐がいいのか、なかなか判断がつきませんよね。安全性の高さはもちろんですが、ママへの負担も気になるところです。そこで今回は、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

■ママも子どもも安心できる「抱っこ紐」

抱っこ紐は、子どもを抱いている実感をダイレクトに味わうことができ、何よりも子どもの顔が見れ、様子がわかるのが一番のメリット。抱っこしたまま椅子に座ることもできるので、電車などの移動にも便利です。

最近では、ママの腰への負担を軽くするベルトが装着されているタイプが多く、長時間の抱っこにも最適。また、男性が使っても恥ずかしくないシンプルなデザインが登場し、夫婦で共用できるものが増えてきました。ブランドによっては、おんぶ紐と兼用できるタイプも登場しています。

しかし、丈夫な作りのものほど安定感がある分着脱が面倒で、パパやママがトイレに行くときに少し大変な思いをすることも。

また、ただでさえ胸にあせもができやすい授乳期に使う場合は要注意。夏場は蒸れて熱がこもってしまうので、メッシュ素材を選ぶなどの対策が必要です。

■清潔に使える「スリング」

これまでは抱っこ紐とおんぶ紐、この2つの選択肢が主流でしたが、数年前からスリングが加わりました。密着度が高いうえに、布製品が主流なので持ち運びや洗濯しやすいというメリットがあります。

装着しやすく、パパに代わってもらうときも抱っこしたまま渡せるので、家でもお出かけ先でも便利。おしゃれなデザインがたくさんあるのも注目です。

そんなスリングにも、デメリットがあります。それは、使い方が意外と難しいこと。「初めて使うときにはリングへの通し方がわからなかった」「なかなか安定しない」といった声も聞かれます。

間違ったまま使用していると、子どもの股関節が脱臼してしまう可能性も。説明書をよく読み、先輩ママから教わるなどして、正しい装着方法を事前に学んでおきましょう。

■家事をするなら「おんぶ紐」が便利

おんぶ紐の大きなメリットといえば、子どもを背負ったまま家事ができること。ママの背中にいれば安心してくれるし、目を離すことなく掃除や料理に取り組めて便利です。

昔は名前の通り「紐」のようなもので背負っていたので、胸の前でクロスするタイプが主流でした。これではバストの形が強調されてしまうので、イマドキのママたちは避けているかもしれません。

しかし、最近ではリュックのように背負うタイプなども登場しています。ウレタンやパッドが入ったものを選べば、子どもも居心地がよく、ママの肩への負担も軽減できるでしょう。

おんぶ紐のデメリットは、子どもの様子が直接見れないこと。家の中では良いとしても、買いもの中や人ごみの中では、子どもがケガをしたりしないかという不安があるかもしれません。

それぞれにメリット、デメリットがありますが、そうした注意点を踏まえて選ぶのがいいのではないでしょうか。オススメは、抱っこ紐とおんぶ紐の兼用タイプをメインで使うこと。スリングは育児に慣れたころにそろえてもいいかもしれません。

藤井蒼(OFFICE-SANGA)

(藤井蒼)

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