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「ノンサンディングジェルはネイルを溶かす」は本当なのか?

  • 2016.9.25
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ジェルネイルを密着させるために行うサンディング。これ、爪を削っているため爪を傷める原因に。そこで登場したのがノンサンディングジェル。爪を傷めず、さらに密着もいいのでかなり人気です。しかしこのジェルが爪を溶かしている、との噂が・・・本当のところはどうなんでしょうか?

ノンサンディングジェルは爪を薄くしない

【イットネイル】ジェルネイルに必要なサンディング。これはジェルの密着をよくするために爪の表面に傷をつける作業です。いわば爪を削る作業。当然続けていれば爪を薄くしてしまいます。

これが爪のためによくないと登場したのが、ノンサンディングジェル。サンディング不要のジェルネイルです。メーカーにもよりますが、一般的にノンサンディングジェルは持ちがいい、といわれ長持ちします。そのためひじょうに人気。サロンでもサンディングの手間が省けて時間短縮になるからです。

ノンサンディングジェルは爪によくないのか?

ノンサンディングジェルが爪によくない、といわれる理由、それは強い酸性だからです。

毎日レモンを食べていると歯が薄くなる、という話、ご存じですか?レモンの強烈な酸が歯を溶かすのです。おそらくそこからきているのでしょう。酸性のノンサンディングジェルが爪を溶かし、爪を溶かしているから密着がいい、というのです。

しかし歯の場合、レモンで溶けるのはエナメル質。爪はたんぱく質です。さらに爪を溶かすのは酸性ではなくアルカリ性、との説も。

さらに、酸性が強いなら匂いに出るはず。しかしノンサンディグジェルだから酸を感じるわけではないのです。かの有名なバイオジェルはノンサンディングではありませんがかなりすっぱい匂いがします。

どうもこの辺は不確かな情報。しかし密着がいいほど爪に何らかのダメージがあるのは事実といえます。

剥(は)がれることが一番のダメージに

密着がいいほど爪にダメージの強いジェル。ダメージが弱いほど密着は悪くなります。ポリッシュとジェルを比較してもわかるはず。すぐ剥げるポリッシュのほうが爪に負担は少ないですよね。

しかし、爪に一番よくないのはジェルが剥がれることです。ジェルが剥がれると必ず爪表面も一緒に持っていかれてしまい、爪が薄くなってしまうからです。

爪に優しいジェルだからといって剥がれてしまっては、もっと傷んでしまうのです。

ではどんなジェルがいいのか?やはり持ちのいいジェルで無理にオフしないことです。アセトンは爪にダメージの大きいもの。そのため持ちのいいジェルでデザインの部分だけを削ってお直し、という方法が爪に一番優しくておすすめ。

時間はかかりますが自分にとって密着のいいジェルを見つけて、オフを極力減らすことが、爪に負担をかけないジェルを楽しむ方法といえますよ。

Itnail編集部

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