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歯の本数が合わない…!? 子どもの「歯トラブル」、こんな時どうする?

  • 2016.9.24

自分の痛い経験から、わが子の歯に高い関心を持つママは少なくありません。ところが、永久歯に生え変わる頃にさまざまなトラブルが発生してあわてるケースも…。そこで今回は子どもの歯をテーマに、注意すべき点や歯科医の選び方などをご紹介します。

© JenkoAtaman - Fotolia.com

■虫歯発見!どんな歯科医へ連れて行ったらいいの?

どんなに歯磨きを頑張っていても、虫歯ができてしまうことはあります。そんなときは早めに歯科へ連れて行きましょう。とはいえ、あわてて近所の歯科に駆け込んでも、院内が子どもの緊張を誘う雰囲気だと後々の通院が大変に。

子どもの歯科選びで何より重要なのは、まず子ども自身がリラックスできる雰囲気であること。そのためには、医師やスタッフが子ども慣れしているところを選びましょう。ホームページなどで小児歯科を掲げているところや日本小児歯科学会の会員などの先生に診てもらえる歯科を探してみるのもいいですね。

また、設備面では、個室で診察してもらえることは高ポイントです。特に幼児など歯科に慣れない子どもは、他の人が治療を受ける姿を見たり機械の音を耳にするだけで余計な恐怖心が膨らんでしまいます。個室ならそのような刺激を避けることができ、落ち着いて治療を受けやすいようです。

また、レントゲンなども子どもの身体への影響が少ない最新型を導入している歯科だと安心ですね。

■子どもの歯の数があわない!?

歯の数は、乳歯が20本、永久歯が28本(親知らずを除く)。ところが、子どもの歯をよく数えてみると少なかった! というケースがあります。本来あるはずの歯がない「先天性欠如」や、2本が1本にくっついてしまっている「癒合歯(ゆごうし)」などがそう。

乳歯が癒合歯だった場合、永久歯に生え変わる際2本になることもあるようですが、いずれにしても本数が不足していると、乳歯が生え変わらずに残っていたり、すきっ歯や歯並びが悪くなる場合があるので注意が必要です。

逆に歯が多く、「過剰歯」と呼ばれる余分な歯が生えてくる子どもも。3~5%の割合で、特に男児の上顎切歯部(上の前歯)付近に多いのだとか。過剰歯の場合は「乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない!」などで発覚し、すでに永久歯の歯並びが影響を受けてしまった…というケースも多々あるようです。

生えている位置や向きによっては全身麻酔で抜歯するという大がかりな手術になることも。早期発見できればじっくり対策を考えることができるので、歯磨きの際に注意深く観察してあげましょう。

ちなみにまだ乳歯しかない子どもでも、実はすでに永久歯がその下に控えているため、レントゲンを撮れば数を確認することができます。虫歯などのトラブルがなくても、生え変わりが始まる前の4~5歳ごろにレントゲンで確認しておくと安心かもしれませんね。

歯科選びに関しては、日ごろから近隣のママ友と情報交換し、通うならここ! という歯科を事前に探しておくことが大切です。そして、子どもにとって「歯医者はコワイ、痛いところ」というイメージがつかないよう、フッ素塗布やクリーニングなどで「トラブルがなくても定期的に訪れる場所」とし、通い慣れておくと治療がうんとスムーズになりますよ。

(SARA)

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