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男子が言う「好き」と女子が言う「好き」のちがい

  • 2016.9.17

たとえば若くて性欲に支配されている男子が言う「好き」は、「したい」ということです。もう少し品の良い言い方をするのであれば、「性的な魅力に溢れている女子だから、ぜひお世話になりたい」と思っているということです。一般的に女子は、 35歳くらいを境に、男性ホルモンが優位になってくるので、この項をお読みのみなさんも、35歳くらいをすぎれば、男子に対して「性的な魅力に溢れている男子だから、ぜひお世話になりたい」という気持ちをじゅうぶんに込めて「好き」という言葉を使うようになるかもしれません。今回は、男子が言う好きと、女子の言う好きのちがいについて見ていこうと思います。

■■分量のちがい

若い頃、性欲に支配されていた男子も、歳を重ねてくると、愛と性欲とを、分けて考えることができるようになってきます。そうはならない男子だっていますが、健全に歳を重ねていけば、一般的にはそうなります。

分別がついた大人の男性が言う「好き」は、例えば深くて広い愛に支えられていたりします。だから、そこまで「あの行為」が好きではない若い女子と、大人の男性が恋に落ちてつきあうというのは、ある意味では非常に自然なことです。お互いに性欲というものをあまり表に出すことなく、プラトニックな関係を目指しているという意味で、ふたりは非常に似ているからです。

若くて性欲に支配されている男子が「好き」と言うとき、その言葉にプラトニックな愛がないかといえば、まったくなくはないものです。ただ、純粋な愛より、性欲のほうがまさって聞こえるということなのです。まったく愛のない「好き」を言ってくる男子もいるかもしれませんが、そういう「100%下心のある言葉」は、言われた女子も、そのヨコシマな気持ちに気付くでしょうし、ここでは取りあげないことにします。

■■逆もまた真なり

つまり、好きという言葉には、「したい」という気持ちと、プラトニックな要素との、 2つが入っているわけです。そして男子は一般的に、若いうちは、したいという気持ちの方が強い「好き」という言葉を使います。そしてこれまた一般的に、若い女子はプラトニックな要素の方が強い「好き」という言葉を使います。

もちろん若い女子の中にだって、性欲が強い人はいるわけですから、女子のほうが性欲に支配されている「好き」という言葉を使い、草食男子はプラトニックな恋愛を求めていて、カップルになり得ないというケースだってあります。

■■男子が言う「好き」と女子が言う「好き」のちがい

一般的に、男子が言う「好き」が、イチゴがたくさん載っているイチゴショートケーキであれば、女子が言う「好き」は、甘くとろけるような生クリームがたくさん塗られている上にイチゴが1つだけ載っているイチゴショートのようなものです。どちらもイチゴショートにちがいはないから、若い男子が言う「好き」という言葉を信用しても、それなりに素敵な恋になることもあります。ただし、そうはならないケースもあるということです。

■■好きという気持ちがわからないあなたへ・・・

ネット上には、好きという気持ちがよく分からないという、女子の意見がたくさんあります。対して男子でそういうことを言っている人は、ほとんど見受けられません。男子が好きというときはおそらく、この女子と「したいかどうか」というのをまず考えているのでしょう。だから自分が好きかどうか分からないという、曖昧な悩みが生まれてこないのだろうと思います。対して若い女子は、好きという気持ちの精神的な部分を非常に重視しているから、好きという気持ちがよくわからなくなってくるのでしょう。

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性的なことをいたずらに強調するわけではありませんが、好きという気持ちがわからない女子は、その彼とエッチできるかどうかという基準を採用すれば、好きという気持ちがどういうものかわかってくるようになるかもしれません。つまり「生理的に無理かどうか」ということです。さらに言えば、生理的なものと、プラトニックなものが、ちょうどいいバランスで混ざり合っている愛、これがひとつの「好き」の理想形なのです。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)(小南光司/モデル)(柳内良仁/カメラマン)

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