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ポジティブ女子代表:バービーさんインタビュー 「自分の物差しでランク付けをしているから、ネガティブ思考に陥るんです」

  • 2016.9.17
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マレーシア旅行で出会ったインド人運転手との行きずり恋愛体験をテレビ番組でぶっちゃけるなど、女芸人界屈指の肉食女子として知られるバービーさん。恋愛に限らず、人生をポジティブに楽しむ彼女に、独自のポジティブメソッド&恋愛観をインタビュー。ネガティブ女子から脱却するヒントを見つけて!

■実は肉食じゃない!?「チャンスが来たら逃したくないだけ」

―バービーさんは“肉食女子”のイメージが強いですが、昔から恋愛に対して積極的なタイプだったんですか?

バービーさん(以下、バービー) 実は、自分では肉食だとは思っていないんです。好きな人に自分から頑張ってアプローチするのは全然できない。ただ、「チャンスが来たら逃したくない」という気持ちでいるだけ。だから、私が「いいな」と思う相手から少しでも好意を感じたら、獣のようにくらいついていきます。

―では、長い片想いをしたことはない?

バービー そうですね。ずっと片想いが続くということはないです。例え片想いをしても、ただ見るだけで、実ることはありません。でも、それでいいんです。相手と同じ熱量で盛り上がっていくほうが私には楽しいから。

しかも、楽しくなるとブレーキがかからなくなる瞬間は人より多いと思います。むしろ、ブレーキのかけ方がわからない。だから、いつも正面衝突の事故みたいな恋愛をしています(笑)。そういう部分が、肉食と言われる所以なのかもしれません。

―十分、肉食です(笑)。ちなみに、“正面衝突の事故みたいな恋愛”というのは?

バービー 女友達と遊んでいるときに、たまたまその子の地元の男友達と会って、その場でちょっと話した勢いのまま付き合ったこともあります。

―すごい! デートを重ねて徐々に相手のことを知って・・・・・・という感じじゃないんですね。

バービー そういう経験はほとんどありません。基本、出会った瞬間から、相手の肩に常に頭をひっつけているくらいの勢いで、会って2回以内にはベッドインしています(笑)。そこから、ようやくお付き合いが始まって、愛を育てていく感じです。

とにかく最初はフルスロットルなので、周りの目を気にする余裕はまったくない。でも後から冷静になると、「なんであんなバカなことしたんだろう」と思うことはあります。

―“バカなこと”とは?

バービー エロくない範囲で言えば「(私を)動物で例えるとなに?」と質問しながら、全身ではウサギちゃんを表現して、相手から「ウサギちゃん」という言葉を引き出す。その流れで、最終的に「かわいい」という言葉を出すように仕向けていく。

そういうことを繰り返すうちに、相手もその気になってくるんです。要は、自分が口にする言葉の魔法にかかるというか、「こいつ、かわいいかも」みたいな暗示にかかるんですよね。

―なるほど、ひとつの心理的なテクニックですね。

バービー いえ、実は本人はそんなロジカルなことは考えてやっていない。恥ずかしげもなくウサギちゃんを全力でやっています。

勝手な思惑ですけど、計算していないので、相手も私がウサギちゃんをやっている分には、なにも思わないんです。全力のウサギちゃんを客観的に見て、ただただ笑える、みたいな感じ。だから相手が苦笑いをしていたら、さすがに私も引き際を見極めますね。

―直接的なアピールじゃない分、引くのも簡単ですもんね。では、「お付き合いしましょう」という最後のひとことも男性側からうまく引き出すように誘導している?

バービー そうですねぇ。思い返してみれば、19歳で初めて付き合った彼はそうでした。彼も私が初めての相手だったんですが、会って2回目くらいのとき、「初めての彼女ができなくて悩んでる」と彼から相談されたんですね。「女性へのアプローチの仕方がわからない」と。

そのときの私のアドバイスは「今がチャンスだよ」という言葉。付き合ったこともないのに、よくそんなことが言えたな、と今では思いますが、当時はそれこそ暗示にかけるように「今がその時だよ」と、淡々と諭したんです。すると、その場で「付き合ってください」と言ってもらいました。

―初めての彼氏から今の肉食系キャラは確立されていたんですね。それを貫いてきて、恋愛面でメリットはありましたか?

バービー ないです! 特にテレビでぶっちゃけてしまっている今に至っては、まったくない(笑)。男女の出会いの場に行っても、絶対に私からぐいぐい行くとみんなが思ってるから、発展しないんですよね。

最初にも言いましたが、私は距離感がある中で「ご飯に行きましょう」とか自分から誘うことはできないので。やっぱり、その辺は受け身なのかも。できれば相手よりも優位にいたいという気持ちがどこかしらあるのかもしれませんね。

■「ルックスに自信がないから恋愛できない?いや、しちゃえばいいじゃん」

―恋愛にネガティブな女子は「私なんか」という意識が強く、周りの目を気にしてしまいがち。おしゃれにも消極的だったり、自分に自信がなかったりする人が多いんですが、そういう彼女たちを見て、バービーさんはどう感じますか?

バービー 私の周りにもいますよ、そういう子。意外に、顔もスタイルもいい子に限ってネガティブだったりするんです。それって結局、自分の中にある“縦の物差し”がすごいんだろうなと思います。

―自分を含めてランク付けしているということでしょうか?

バービー そう。自分がこのランクにいるって自覚しているから、人と比べてネガティブになってしまう。ただ、自分よりランクが上の人を見て自分を卑下しつつも、同時に下の人も見て、なんとか安心材料を得ようとしている。

つまり、自分も誰かをバカにしている心があるから、きっと自分も誰かにバカにされているにちがいないという被害妄想に陥ってしまっているんでしょうね。その結果、自分の物差しだけの中で生きているせいで、「私なんか」という言葉が出てきてしまうんです。私からしてみれば、ちょっと心が狭いんじゃないかな?と(笑)。

―だから異性に対しても勝手にネガティブな感情が先走ってしまうという感じ?

バービー でしょうね。そういう人は、まず自分の物差しを疑ってかからないと。私にはそういう物差しがないから、さっきのウサギちゃんじゃないですけど、誰に対しても恥ずかしげもなくやれてしまうんです。

―ネガティブ女子は自分自身が自分の足を引っぱっているわけですね。「顔もスタイルもいい子に限ってネガティブ」とおっしゃいましたが、実際にルックスに自信がなくて「私なんかが恋愛するなんておこがましい」みたいな感情を持ってしまっている女子もいるかと思います。彼女たちについてはどう思いますか?

バービー 正直、「いやいや、恋愛しちゃえばいいじゃん」と思っちゃいます。でも、それじゃあ元も子もないですね(笑)。とはいえ、キレイとかブスとか、時代ごとに違うじゃないですか。お歯黒=美人の時代があったり、デブがモテる時代があったり。だから、そんなにルックスを気にする必要はないんじゃないかな。

ただし、ひとつ注意したいのは「図太くなりすぎない」こと。ブスは性格が悪いと言われる所以はそこにあると思うんです。「私こんな見た目だから、興味ないでしょ。どいて」みたいな開き直りはかわいくない。できれば、美醜に関してもいろんな価値観があるということをわかってほしいですね。

―ブスは性格が悪いというのは、なんとなく感じることがある?

バービー あります。卑屈になりすぎて、素直に会話ができない人は多いと思います。ブスがきっかけでネガティブになって、そこからまったく他人を受け付けなくなるんでしょうね。そのせいで、会話のキャッチボールもうまくできなかったりする。もったいないですよね。

ブスは、ブスであることだけを受け入れればいい。だって、ブスであることと、人間として生きることとは別じゃないですか。ルックスとは別の部分で勝負すればいいんじゃないかなと思います 資格を取るなり、勉強するなり、前向きなことにパワーを使ったほうがよっぽど魅力的です。

―ルックスだけで勝負をしようとするから、どんどんネガティブになっていくんですね。ちなみに、周りからの“ブスいじり”みたいなものはどう思いますか?

バービー 私は芸人という仕事をしているので今となってはありがたいですが、もしこの仕事をしていなかったら、「うるせえな」ともちろん思います。「うるせえな、別にブスでいいじゃねえかよ」って。

でも、言われるなら男性からのほうがマシですね。なぜなら、男性が攻撃的に言う「ブス」って、たぶん女性に対する最大の侮辱の言葉だと思って使っているから。でも、ブスは大人になるにつれて、「ブスだから、本当のことを言われたところでどうってことない」という気持ちに達しているんで、大して傷つかないんです。

一方で、女子高生的なノリのブスいじりは危険な気がします。バラエティの悪い影響が出ているのかも知れないですが、同性から集団で言われるのは、けっこう傷つく。そこで、私たち女芸人のように面白おかしく返せる子であればいいんですが、誰しも返せるわけじゃないから。そういうのはちょっとかわいそうですね。

■「自信なさげでいることで周囲に気を使わせることのほうが悪」

―バービーさんは高い美意識でも有名ですが、美容やファッションに力を入れることと、ポジティブな恋愛をすることとは、関係がありますか?

バービー 恋愛がファッションなどに影響することはあるけど、美容やファッションが恋愛に影響することはまったくないと思います。だって、男性はいわゆる“ゆるふわ”好きが多いと思うけど、私は平気で髪を刈り上げたりするし。

キレイになりたいと美容に力を入れているのも、単なる向上心や探求心。新しい美容機器が出たと聞けば、この機会って毎日続けるとどんな効果が出るんだろう?という興味でチャレンジするだけ。そこに“男性に向けて”という気持ちはさらさらない。だから、恋愛とは絡んでいない気がします。

―以前、アメトークの「イイ女の雰囲気出してる芸人」に出演されて話題になりましたが、正直「自分ってイイ女だな〜」と思うときって、どんなときですか?

バービー お稽古帰りの帰り道ですね。休日、ボイストレーニングやパソコン教室、英会話教室などに行った帰りに「あー、今日もスキルアップしたー」みたいな。なにかひとつ成長したのを感じたときには、自分の中でのイイ女度が上がります。

あとは、日経新聞を読んでいるとき。読み始めたころはまったくのチンプンカンプンだったんですが、最近は内容が少しずつ分かるようになってきて、読み終えたときには「あー、私ってイイ女」って思います(笑)。

―スキルアップは大事ですよね。そういうふうに日々の生活の中で自分をイイ女認定することは、日常でもいい影響がありますか?

バービー さすがに、学ぶという作業をする前と後では見えてる世界がかなり変わりました。「これは知っておかないと損するな」という情報が身についてくるようになると、学んでいてよかったなと思いますし。

―いつから各種お稽古事をするようになったり、日経新聞を読むようになったんですか?

バービー 2~3年前くらいですかね。全部を一気に始めました。

―始めるきっかけがあった?

バービー それまでは、毎日深い時間まで外で飲んだくれてたんです。ある日、ふと「私、なにやってるんだろう」と疑問に思って・・・・・・。そこから急にお酒もやめてお稽古事をするようになりました。

最初に始めたのは、スケッチ。あと、宣伝会議にも半年ほど通いました。そしてボイトレや英会話のほかに、大人の家庭教師で歴史と経済を学んだり、ビジネス関係の勉強をしたりも。それらのレッスンには、私が単に興味を持った超個人的なものから、仕事にも役に立ちそうだなと始めたものまで、グラデーションが付いています。

―日経新聞を読み始めたのは?

バービー 投資信託を始めたくて。意外と堅実なんです。以前、「女芸人を50人集めました」みたいな番組があって、「投資信託、株をやっている」という質問でボタンを押したのが私だけで、びっくりしたくらいです。私は将来が不安だらけなので、いろいろとやっています。

―すばらしいですね。いろんなことを学んできて、今、自分に自信はありますか?

バービー うーん。すごく揺れ幅は大きいですけど、結果、「ある」かな。というのも、私は他人に気を使わせるのが嫌いなんです。自信なさげでいることで周囲に気を使わせることのほうが、偉そうにすることよりも悪だと思っています。だから、私はなるべく自信があるように振る舞っている部分もありますね。なんでもかんでも「ごめんなさい」と謝っている人は信用がおけないです。

―「揺れ幅が大きい」ということは、ときには自信がなくなるときもある?

バービー もちろん、スベッたときにはガクッときます。それから、知らないことがあって、学びが身についていなかったことに気づいたときにも自信がなくなりますね。

最近だと、それこそネガティブ女子から「同じブスとして、バービーさんがブスいじりをされているのがツライです」というコメントが来たときには落ち込みましたね。私は世のブスのためになにかしてあげなきゃいけないのに、むしろブスにマイナスのことをしてしまっているんだな・・・・・・と。

―ブスに対する愛情が深いですね。

バービー テレビに出ている人間として私はブスに希望を与える存在じゃないといけませんから。でも逆に、落ち込むことはラッキーだとも思っているんです。

―ラッキーなんですか?

バービー はい。本当に誰にも会わず、家の中でひたすらに、ありえないぐらい落ち込んだ後、たっぷりと検証と内省をしまくるんです。

「なにがダメだったのか」「なにが原因でそうなったのか」を書き出して、「じゃあ、改善するにはどうすればいいのか」というTO DOリストみたいなものを作り、またお稽古事に行く。そして、自信を回復する。その繰り返しです。気づけば、落ち込んでいたときよりも少し上向いている。だから、落ち込んだときには、“自分に足りないものを見返すチャンス”くらいに思ってます。

■いつでも背筋を伸ばし、負けているときでも負けている顔をしない

―では、失恋をしたときも、とことん落ち込んで立ち直る?

バービー とことん落ち込んで、立ち直りもしません。

―ええー! そこは立ち直らないんですね(笑)。

バービー 無理して忘れようとはしません。むしろ、いつでも引き出せるところに置いておいて、浸ります。それで、仕事に行く前にわーっとなることもありますが、いったん現場に行けば勝手に切り替えられる。で、仕事が終わればもう一度引き出して浸る、みたいな(笑)。

―浸ることで、また別のエネルギーに変わったりするということでしょうか?

バービー そうですね。自分の人生の物語のひとつとして取っておきたいし、そのとき感じた思いはどこかで使えるかも?と思っています。

―“使える”というのは仕事で?

バービー 仕事でもそうでしょうが、どちらかというと「いろんな経験してる私、よくない?」って(笑)。

―なるほど。ますますイイ女になるためのステップだと前向きに捉えるわけですね。

バービー はい・・・・・・って、自分で言ってて恥ずかしい〜(笑)。

―ネガティブな人でも、バービーさんのように自分を魅力的に見せる方法があればぜひアドバイスをください。

バービー “背筋を伸ばす”。これに尽きます。私は大学のときにインド哲学を勉強していたんですが、そのときのヨガの先生がよく言っていたのが「いい“気”は、背筋がまっすぐ伸びていると流れる」ということ。つまり。猫背になっているとネガティブにもなってしまうんです。

私は姿勢がいいほうで、これがポジティブの秘訣のひとつだと思っています。ですから、ネガティブ女子だと自覚している人は、まず姿勢をよくすることを意識してはいかがでしょう? 気持ちは後からだんだん追いついてくるはずです。

―それならすぐに実践できそうですね!

バービー あと、私はずっとテニスをやっていて、コーチに「負けているときでも負けている顔をするな」と言われたことがあるんです。それが今のキャラクターにつながっています。負けているときでもふんぞり返ったような顔をしておけば、結果は後から付いてくるもの。自己暗示に周りを巻き込めばいいんです。

―確かにその通りですね。ちなみに、バービーさんが思う“イイ女”とは?

バービー 憧れは、夏木マリさん。その人なりの哲学を持って生きている人はやっぱり素敵だなと思います。

―先ほどの「魅力的に見せる方法」以外に、ネガティブ女子たちにも実践できそうな恋愛テクニックはありますか?

バービー えー、いろいろあるんですけど、例えば、「涙袋に力を入れて無理やり膨らませて見つめる」。そうすると麗しげな目になるので、相手も「こいつ俺に恋してる?」って気づいてくれるはずです。

あと、酔った勢いで「相手の太ももで『猫踏んじゃった』を弾く」というのもあります。わかりやすいボディタッチはあからさますぎてできないという人もいると思いますが、これはおふざけの延長でできるのでおすすめです。

―言葉にしなければ、いざというときに逃げ道もありそうですしね。

バービー そうなんです! ネガティブ女子は、後で冗談にして引き下がれるという隙を自分の中で作っておかないといけないと思うんですよ。逃げ道は、心の余裕にもつながりますから。それに本気があふれるアプローチは、相手も引くと思うので。そういう意味では、今紹介した2つのテクニックも、冗談で済ませられますよ。

■ネガティブ思考から脱却したいなら、海外へ!

―ネガティブって身に染みついてしまっている部分もあると思うのですが、根本的なネガティブ意識を克服するなら、どうすればいいですかね?

バービー 単純に“海外に行く”のはアリだと思います。先ほども言いましたが、自分の中にある美意識の概念が小さな世界のものでしかないことを知ったほうがいい。だって、今は目の下にチークを入れている子がいますが、私たちから見れば「おいおい」と笑っちゃうけど、本人たちはいたってマジメに「かわいい」と思ってやっているわけで。日本の中でも美の基準が違うんだから、世界に目を向ければ、もっといろんな基準があることに気づくはずなんです。

―バービーさんの経験上、日本の美意識とはまったく違うと思った国はありますか?

バービー 同じアジアでも全然違いますよ。日本では顔が大きいと嫌じゃないですか。でも、インドや台湾、中国あたりでは、大きくてふくよかな顔は“福を招き入れる福顔”だとモテます。また、トルコの人にナンパされたときに理由を聞いたら、「体が太っているから」と言われたこともあります。

―欧米では“ザ・一重”がミステリアスでモテるという話も聞きますもんね。

バービー そう。あと欧米の人だと、「自分の主張をはっきり言えない人は子供で、付き合えない」という感覚もあったりするじゃないですか。日本では奥ゆかしさが求められがちだけど、そうじゃない国もあるということを知っておいたほうがいいと思います。

―そういう意味では、いろんな国を旅するのは大事かもしれませんね。

バービー はい。きっと「今までの私はなんて自分の価値観だけで生きていたんだろう」と思えるはずですよ。

―最後に、ついネガティブになってしまうハウコレ読者に向けて、メッセージをお願いします。

バービー ネガティブな女子は空気を読みすぎてて、そのときの素直な感情をパッと出せていない気がします。だから、少しずつでいいので、感情を出せる訓練を常日頃からしておくといいんじゃないでしょうか。

―感情を出す訓練って、具体的にはどんなことをすればいいですか?

バービー 私は気になるものはなんでもかんでも撮影して、後で見直します。そのとき「この写真、好き!」「これは嫌い!」と永遠に繰り返すんです。さらに、私は「なんでこれが好きで、これが嫌いなんだろう」と検証していくうちに、自分の好き嫌いの傾向がわかってきます。そうすれば、日常生活でも好きなものに出会えば「好き!」とすぐに言葉に出ますし、「嫌い!」もすぐに出るようになる。そうして好き嫌いが素直に出せれば、おのずと喜怒哀楽も上手に出せるようになりますよ。

―誰かに感情を吐き出すというよりも、まずは自分自身に問いかけることを練習していけばいいんですね。ほかにもアドバイスがあれば、ぜひ!

バービー 女の子同士で相談や報告会をしないほうがいいです。これをみっちりやっている子ほど、恋愛市場で残っている気がします。

―そうなんですか?

バービー はい。で、なにも相談せずに「彼を信じてるわ」と結婚している人のほうが幸せになっている。結局、女友達に相談すると、客観的な意見も入るから不安が大きくなるんですよね。だから、本当に彼と幸せになりたいなら、外野の余計な言葉は一切耳に入れず、ふたりの問題はふたりだけで解決しましょう!

(六識・ヨダヒロコ/取材・ライター)

次回はポジティブ男子代表、NONSTYLE井上さんのインタビューを公開。お楽しみに!

(ハウコレ編集部)

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