1. トップ
  2. グルメ
  3. 生チョコを“なめらか餡”で包んだ、和トリュフをどうぞ。代々木上原「和のかし 巡」

生チョコを“なめらか餡”で包んだ、和トリュフをどうぞ。代々木上原「和のかし 巡」

  • 2016.9.11

つぶ餡と、こし餡……の代わりに、自家製“なめらか餡”を使用した、おいしくヘルシーに楽しめるマクロビ和菓子が自慢の「和のかし 巡」。なかでもたっぷりの餡で生チョコを包んだオリジナルの和トリュフは、極上の口どけが楽しめます。

小粋なジャズが流れる和菓子屋

代々木上原駅南口から徒歩約5分。井の頭通りを渡ってすぐ「和のかし 巡」があります。

店内は天然木のショーケースやテーブルなどがあり、ナチュラルな雰囲気です。カウンターの向こうで和菓子を仕込むスタッフがにっこりとお出迎え。こちらは、マクロビオティック和菓子研究家である店主が切り盛りするお店です。

こし餡とは一線を画す“なめらか餡”

ここの自慢はなんといっても北海道十勝平野の小豆使用の“なめらか餡”。餡というと、つぶ餡とこし餡に分けられますが、このお店で作る和菓子にはつぶ餡と“なめらか餡”を使っています。

店独自の“なめらか餡”は、ポリフェノールを多く含む皮やその周辺も捨てずに、小豆をまるごと使用。じっくり時間をかけて炊くことで、舌ざわりよく仕上げます。こし餡とは違って餡のうまみが残るアクや煮汁も、一切取らないのだとか。極上の口どけとともに小豆を余すことなくいただける、とっておきの餡なのです。

チョコと餡がとろける、珠玉のトリュフ

そんな自家製“なめらか餡”を使った、とっておきのトリュフがあります。「笑みこぼれる餡」は生チョコをたっぷりの餡でくるみ、ココナッツをまぶしたもの。油脂は一切使用せずにカカオマスや塩麹、有機アップルソースで仕上げる生チョコは、ラム酒で香りづけしたオトナの味です。

ころんと一口サイズですが、口のなかでとろけた後もチョコと餡の余韻が残り、いつまでも夢心地に浸ってしまいそう。自分へのご褒美にぜひおすすめしたい一品です。

餡を味わう雑穀豆大福「福巡り」は看板商品

餡本来のおいしさをシンプルに味わえる「福巡り」もはずせません。

餅玄米をベースにした生地は、手に取ると指のあとがつくほどのやわらかさ。中にたっぷり包んだ餡は口どけがよく、スーッと舌の上から消えてしまいます。ココナッツシュガーとアガベシロップを使用した餡はとても自然な甘さ。ヘルシーに炊き上げた餡は、低GI値で血糖値が上がりにくく、カロリーが控えめなのも魅力です。

どれにしよう? おもたせ向きな焼菓子もいろいろ

半生菓子のほかに、日持ちする焼き菓子も充実しています。ころっとキューブ型の「四角い巡り」は、生地に餡を練り込んだ素朴なクッキー。随時変わるフレーバーはプレーンや抹茶、チャイスパイス、梅・ゆかりと多種多様で、訪れるたびいろんな味に出会えます。

キヌアやチアシードも入った「和のグラノーラ」は穀物の味が香ばしく、そのまま食べてもおいしい一品。朝食にもぴったりですね。

今日のおやつや手みやげを選びに「和のかし 巡」へ足を運んでみてはいかが?

の記事をもっとみる