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力ずくではダメ? 歯磨きをイヤがる子どもへの仕上げ磨きテク5つ

  • 2016.9.10
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【ママからのご相談】

近頃、2歳の息子の「歯磨きイヤイヤ」が激しくて困っています。1歳くらいまでは歯ブラシを見せると自分から横になって口を開けていたのに、あるときから急に仕上げ磨きを嫌がるようになりました。

嫌がる子どもの歯磨き、どんな方法がおすすめでしょうか?

●A. 泡歯磨き剤やフッ素スプレー、キシリトールを利用するのも手。

ご相談者様と同じく、末っ子の仕上げ磨きで毎朝毎晩格闘中のライターNANARUKAです。

わが子も赤ちゃんのころから歯磨きは問題なくできていたのに、2歳直前くらいから突然嫌がるようになりました。

時に心理作戦で、時に力ずくで、あれやこれやと試しますが、たいてい最後は汗だくギャン泣きで終了……。

ちゃんと磨けているのかどうかも不安なので、そろそろ小児歯科デビューしようかと思案中です。

今回は、お子さんとの歯磨きに格闘中のママさんへ、嫌がる子どもの仕上げ磨きテクニックをご紹介します!

●(1)歯ブラシを見ただけで逃げてしまう子には……

歯磨き恐怖症に陥っているかもしれません。

歯磨きに関するしつけ絵本などを利用しながら、あえて「歯磨き」「歯ブラシ」などの言葉は伏せ、「シャカシャカしようね」「シュッシュでピッカピカ!」など楽しくなるような声かけ をして、子どもが自然と受け入れられるようになるまで何度も読み聞かせてあげましょう。

●(2)歯磨き剤の味を嫌がる子には……

歯科医院で購入できる泡歯磨き剤 を試してみましょう。

フッ素は入っていますが研磨剤が入っていないので、ほとんどが空気。

そのため味も感触も優しいので、歯磨き剤を使っているような感じがしません。

●(3)首を振ったり暴れたりして嫌がる子には……

抵抗して暴れる子どもにまともな歯磨きはしてあげられないうえ、歯肉や口内を傷つけてしまう恐れもあるため、磨いてあげる大人が左右の腿と膝で子どもの頭と腕を固定 します。

激しく抵抗する場合も、頭をしっかり固定し、他の人に腕を押さえてもらうなどして手早く磨きましょう。

●(4)歯ブラシを噛む子には……

子どもが口を開けるまで歯ブラシを構えてじっと待ちます。

または、鼻をつまんだりあやしたりして口を開けた瞬間に狙いを定めて素早く磨きます。

●(5)どうしても磨かせてくれない子には……

歯磨きの代わりに、フッ素スプレー を使ったりキシリトール を食べさせたりすることも虫歯予防に効果的。

どうしても毎日歯磨きできない場合は、小児歯科で定期的なクリーニングをしてもらいましょう。

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お子さんに効果が期待できそうな方法はありましたか?

子どもが歯磨きを嫌がる原因として、実は歯ブラシや歯磨き剤が合っていない、歯ブラシにかかっている力が強すぎるために痛がっている、という場合も多いようです。

今一度、ブラシの握り方や動かし方、ヘッドや毛先の大きさ、磨くときの姿勢などを見直すとともに、キッチンスケールに歯ブラシを押し当て、子どもの仕上げ磨きの力として理想の150グラム を体感してみるといいかもしれません。

小さな子どもの小さな歯、心地よく磨いてあげるための参考になれば幸いです。

【参考文献】

・『はじめての歯みがきレッスンー強い歯・いい歯は幼児期が決め手!』倉治ななえ・著

●ライター/NANARUKA(フリーライター)

●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)

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