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これだけで全然違う!「プロが絶対やらない」秋の肌ケア3つ

  • 2016.9.7
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秋の肌は夏の紫外線によるダメージを受けて疲れているため、新陳代謝が悪くなり、肌のバランスが乱れがちに……。

また、季節の変わり目は肌がデリケートになっています。

この時期に大切なのが、“とどめない”、“乾かさない”、“残さない”この3つがポイントです。

そこで今回は、美容業界で長年活躍してきた筆者が、プロは絶対にやらない秋のケアをご紹介します。

 

■とどめない

夏に受けたダメージは古い角層を肌に蓄積させるため、肌が硬くなりくすんだ肌色になってしまいます。

新陳代謝を正常に戻すためには、古い角層を優しく取り除くことが大切。

角層は肌の一番外側にあり、紫外線やほこりや刺激などから肌をバリアのように守ったり、肌内部の水分が蒸発しないようにしているところです。この機能も角層の新陳代謝が悪くなると機能が低下して肌トラブルを発生させてしまいます。

古い角層を取り除き正常な新陳代謝に戻すには、毎日、優しく丁寧なクレンジングと洗顔は必須です。皮膚の表面についた、ほこりや雑菌・メイクや酸化した皮脂などを丁寧に優しく取り除きましょう。

メイクや酸化した皮脂などのアブラ汚れをクレンジングで落とした後、よく泡立てた洗顔で肌を包み込むように洗い、すすぎを20~30回すすぎます。

角層を正常な新陳代謝に戻す方法としては、ピールオフタイプのパックもオススメです。毎日のスキンケアができているお肌にプラスでピールオフタイプのパックを取り入れるとより透明感のある肌になります。

しかし、ピールオフタイプのパックのやり過ぎには注意が必要です。必要な角層まで無理やり剥がしてしまうとバリア機能や保湿機能が損なわれてしまいます。

 

■乾かさない

肌細胞に水分がたくさんあると肌細胞はとても元気になり、ハリや弾力・ツヤ・透明感がでてきます。

化粧水は、たっぷりと念入りにコットンを使ってつけましょう。保湿の美容液などプラスするのもよいでしょう。

最後にせっかくつけた化粧水が蒸発しないように乳液・クリームで保護しましょう。

 

■残さない

紫外線によるメラニン色素の増加をそのままにしていたら、シミの原因になってしまいます。

できたシミのもとを早く外に追い出すためにも、やはり新陳代謝を正常に戻す、クレンジング・洗顔・パックで肌を整えることが大切です。また、この時期には美白美容液や美白パックもオススメ。

同時にできてしまったメラニンの対策に加え、紫外線対策が必要です。

 

紫外線は肌老化の原因の80%を占めるといわれています。秋からの紫外線対策として、日焼け止めのサンケア指数(SPF・PA)を意識して選びましょう。

日焼け止めは紫外線対策には優れていますが、サンケア指数の高いものの中には肌を乾燥させたりトラブルを起こしたりするものもあります。肌がデリケートになっているこの時期には、ウォ―タープルーフでないファンデーションベースの中に日焼け止め効果の入っているものや、サンケア指数SPF20・PA++くらいのものに代え乾燥を防ぎながら、紫外線対策をしていきましょう。

【筆者略歴】

※ a.kumi ・・・長年美容業界で携えた知識と技術で、年齢と抗うことより心身共に美しく年を重ねる提案を発信している。

【画像】

※ Antonio Guillem / shutterstock

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