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がむしゃらダイエットは非効率!ホルモンと「やせ期」を理解しよう!

  • 2016.9.7

いつも通りのダイエット法を続けていても、やせやすい時期と太りやすい時期があると感じたことはありませんか。やせやすい、太りやすいといった体の仕組みは、実はホルモンバランスと密接な関係があります。

今回はホルモンとダイエットの関係について見ていきましょう!

■そもそも「ホルモン」ってどんなもの?

女性の体には、卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが流れています。エストロゲンは、主に排卵にかかわるホルモンで、女性らしい体つきを作ったり気分を明るくしたりする働きがあります。

一方、プロゲステロンは生理にかかわるホルモンで、子宮筋や乳腺の働きを活発にし、体に水分を蓄える働きなどがあります。

女性の体の機能や妊娠機能を正常に働かせるためには、このふたつのホルモンが不可欠と言えます。

■やせやすいホルモン、太りやすいホルモン

このふたつのホルモンはそれぞれの役割を持っているため、体に与える影響も異なります。エストロゲンは、女性を美しくするホルモンともいわれ、これが多く分泌されている時期は心身の調子がととのうため、ダイエット効果も出やすくなります。

逆に、プロゲステロンは溜めこむホルモンとされ、このホルモンが多く分泌されると、老廃物が排出されにくくなるのでむくみやすく太りやすくなります。

ダイエット効果にばらつきが出るのは、ホルモンの働きが関係しているのです。

■「やせ期」は、生理の終わりごろ!

入れ替わるホルモンの仕組みを知ると、「やせ期」を逃さずに効果的なダイエットが可能になります。

やせやすい体を作るエストロゲンは、生理の終わりから排卵前後の期間に多くなるので、この時期はまさにダイエットのチャンス期でもあります。その後は太りやすくなるプロゲステロンが徐々に増え、生理前に増大します。

よく生理前は太りやすくなると言いますが、この時期はプロゲステロンが優位に働いているためです。ダイエットには不向きの時期ですよ。

■ホルモンの分泌量に応じて、生活スタイルを変えよう!

エストロゲンが優勢になるやせ期には、適度な運動や食事制限など、前向きな攻めのダイエットに取り組むといいでしょう。体の動きも軽快になるので、本格的なスポーツに取り組むのもおすすめです。

また、プロゲステロンが優勢になる太りやすい時期は、心身ともに低調になるので無理せずにペースを落としてゆったり過ごすのがよいでしょう。

ホルモンを理解しておけば、焦ることなく時期にあわせた生活スタイルを目指せるため、長期的によいダイエット効果を得ることができますよ!

■体の仕組みを知ってダイエットを楽に!

女性の体の働きをつかさどるホルモン。ダイエットにも大きな影響を与えるので自分のバイオリズムを知り、日々の体調の変化に合わせたダイエットを目指しましょう。(しお/ライター)

(ハウコレ編集部)

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