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みんなでつくるアートフェス♪「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」が明日からスタート

  • 2016.9.2

この秋、山形・東北芸術工科大学が主催する、「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」が開催されます。9月3日(土)から23日間にわたり、市内各所の会場で、さまざまなアート作品の展示や体験型イベントが開かれます。

「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」とは?

「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」は、東北芸術工科大学が主催する地域密着型アートの祭典です。2014年に第1回が開かれ、今年は2回目の開催となります。

山形市出身のアーティストで絵本作家の荒井良二氏が芸術監督。「この芸術祭は〈芸術祭をみんなでつくるワークショップ〉のようなもの」という荒井氏。市民や子どもたちとともに、アート、文学、ファッション、食、音楽などの多彩なプログラムを制作。国の重要文化財「文翔館」などの歴史的建造物や、リノベーション物件など、市内の各会場でにぎやかに繰り広げられます。

テーマは「山は語る」。ぼくらの街や山にある物語や声に耳を澄まして。

今年のテーマは「山は語る」。荒井芸術監督のもと、山形の歴史文化や土地の魅力を伝える86のプログラムを通して、「みちのおく」の物語を創造していきます。

“主人公になって山形の物語を体験するんですよ。山形ビエンナーレの会場を歩いているうちに「あれ、この空間や体験自体が物語なのかな?」って感じてもらえるようなお祭。そして、その真ん中から子どもたちの声が響いてきたら嬉しいです。”と荒井氏。

さまざまなプログラムを通して、今までにないクリエイティブな体験ができそうですね。

山と街、人と人をつなぐ本

小説家や詩人など、言葉の表現者も参加する「山形ビエンナーレ」。朗読会や古本市、ブックカフェなど、「本」をツールにして街と人、人と人がゆるやかにつながる場や機会もあります。

また、芸術監督が県内の高校生たちと絵本をつくる「荒井センパイと絵本の学校」、街歩きのガイドブックを兼ねたナカムラクニオさん責任編集の小説集「ブックトープ山形」、野生動物をテーマにミロコマチコさんと市民が制作した立体絵本「あっちの目、こっちの目」など、クリエイターが市民とともに山形をじっくり取材した“本×アート”のプロジェクトで、開催テーマ「山は語る」を表現しています。 45組ものアーティストが参加、86ものプログラムがある「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」。参加アーティストやプログラムの詳細はHPでチェックしてみてくださいね。豊富なジャンルのワクワクするアートが待っていますよ。芸術の秋を堪能しに、ぜひ山形に足をのばしてみませんか。

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