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デトックスするなら全身浴!?正しいやり方と効果を解説します

  • 2016.9.2

お風呂に浸かる方法には全身浴と半身浴とがありますが、それぞれのメリットを知っていますか?半身浴がリラックスに向いているのに対し、全身浴にはダイエット効果が期待できると言われています。

ここでは、全身浴の効果と正しいやり方についてご紹介します。

■■入浴がもたらす3つの健康効果

入浴には3つの健康効果があります。ひとつは「温熱作用」。温かいお湯で体の芯から温まることで、血管が広がって血行が促進されます。酸素や栄養素が体のすみずみに運ばれやすくなるのです。

ふたつ目は、「浮力作用」。お風呂に浸かると浮力がはたらくため、体で感じる体重は通常の10分の1程度になります。体を支える力が小さくすむため、筋肉や関節への負担が減り、全身がリラックスできますよ。

そして3つ目が「水圧作用」。お湯の中では浮力効果が働いているためそれほど感じることはありませんが、実は、ウエストが3~5cmも細くなるほどの水圧がかかっているのです。全身に水圧がかかることでマッサージと同じような効果が期待できます。

■■全身浴と半身浴の違い

入浴方法には、肩まで浸かる全身浴とみぞおちのあたりまで浸かる半身浴とがあります。半身浴では、腰の上までしか水圧がかからないため、長時間お風呂に浸かっていても心臓への負担はそれほどかかることはありません。そのため、20分くらいゆっくりと時間をかけて入浴でき、リラックス効果が高まります。

一方、全身浴は半身浴に比べて水圧作用が高くなり、全身にマッサージ効果を得られます。また、肩までお湯に浸かるため、半身浴よりも短時間で体が温まり、血流も良くなります。発汗作用が活発になり、老廃物のデトックス効果を高められることもメリットのひとつです。

■■全身浴にはダイエット効果が!

全身浴は半身浴に比べてダイエット効果が高いと言われています。

肩まで浸かる半身浴よりも体への負担が大きいため、消費カロリーも全身浴の方が大きくなります。ただし、全身浴では長時間の入浴は難しいので、消費カロリーはあまり期待できません。

注目ポイントは、ダイエットに効果的な、水圧によるマッサージ作用と発汗作用です。全身のマッサージ効果により静脈やリンパの流れが良くなるのに加え、発汗作用が高いのでむくみが改善しやすくなります。

またデトックス効果により、体内の老廃物が出やすくなるので、脂肪が蓄積しにくくなりますよ!

■■やり方と注意点

全身浴は、肩まで浸かる必要があるため、肩まで浸かるのに十分な量のお湯を浴槽にためるようにしましょう。お湯の温度が高いと体への負担が大きくなるため、40度前後がおすすめです。

入浴前は発汗作用をうながすために、コップ1杯程度の水を飲むようにしてください。長時間全身浴をすると心臓への負担が大きくなるため、5~10分くらい浸かったら、いったん上がって休憩しましょう。間に洗髪や体を洗うようにするのがおすすめです。浸かる、上がるをくり返し、入浴時間が合計で20分以上になるように入浴すると効果が高まります。

また水分不足を防ぐために、お風呂に水を持ち込み、こまめに水分補給を行いましょう。

■■全身浴と半身浴をつかい分けよう

全身浴にはダイエット効果が期待できますが、半身浴は副交感神経を刺激することで、疲労回復効果や消化促進効果などが期待できます。全身浴と半身浴をうまく組み合わせて美容と健康を手に入れましょう!(harunatsu/ライター)

(ハウコレ編集部)

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