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半身浴…半分浸かるだけ?正しいやり方を解説します!

  • 2016.8.30
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1日の終わりにゆっくりとお風呂につかるとホッとしませんか?

お風呂のメリットのひとつに、リラックス効果があります。リラックス効果を高めるには半身浴がおすすめです。心と体をいやし、ゆったりと気分を回復できる、正しい半身浴の方法を覚えておきましょう。

■「副交感神経」とは?

現代人に多いストレス。ストレスは精神面だけではなく、身体的にも大きな悪影響を与えるため、問題視されています。ストレスのコントロールのポイントとなるのが、自律神経です。自律神経には、活動時や緊張状態で活発になる交感神経と、リラックス時や睡眠時に活発になる副交感神経があります。

ストレスを緩和し、精神的な安定をはかるには、副交感神経を高めることが大切です。副交感神経が高まるとリラックス効果が高まるだけでなく、質の良い睡眠にもつながります。質の良い睡眠には、疲労回復やストレス解消のほか、免疫力アップ、ダイエット効果、美肌効果、起きているときの集中力アップなど、さまざまなメリットがあります。

■半身浴で副交感神経を高めよう

質の良い睡眠を取るには、就寝の1時間前くらいから、リラックスして副交感神経を高めていくのが効果的です。高いリラックス効果を得られる方法のひとつが、入浴。心身ともにゆったりするには、とくに半身浴がおすすめです。

半身浴とは、お湯に肩までつかるのではなく、腰もしくはみぞおちのあたりまでお湯につかる入浴方法です。水圧によって心臓に負担がかからないので、時間をかけてゆっくりとお湯につかることができますよ。

■半身浴中は、読書やアロマを楽しもう!

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出典:

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半身浴の良さは、体が半分までしかつかっていないので心臓への負担が少ないことです。ぬるめのお湯に20分以上ゆっくりとつかることで副交感神経が活発になり、大きなリラックス効果を得ることができます。

ぬるめのお湯に長時間つかると、体の芯から温まり、血行が良くなります。お風呂で読書や音楽を楽しんだり、アロマやキャンドルなどで雰囲気作りをしたりなど、好きな方法でリラックス効果を高められるのも、半身浴の魅力のひとつです。

■ポイントは、「ぬるめ」のお湯

半身浴でリラックス効果を得るには、ぬるめのお湯につかるのがポイントです。お湯の温度は38度前後がおすすめ。冬でも40度程度にとどめておきましょう。熱めのお湯は交感神経を刺激し、体が活動状態に戻ってしまいます。

お湯の量は、腰からみぞおちくらいの高さになるように調整してください。アロマオイル(エッセンシャルオイル)やバスソルト、入浴剤などを入れてもOKです。

入浴前にコップ1杯程度の水を飲むと、発汗による水分不足を防げます。腰か腰上のあたりまでお湯につかって、最低でも20分ほどかけてゆっくりと温まりましょう。

■心身をリセットして明日にそなえる

半身浴で得られるリラックス効果はシャワーでは得ることができません。疲労回復やむくみ解消にも大きな効果があるので、1日の終わりにゆっくりと半身浴を楽しんで、心と体をリセットしましょう。(harunatsu/ライター)

(ハウコレ編集部)

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