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時短レシピなら冷凍保存食材を常備すべし! 

  • 2016.8.26

今日も明日も明後日も。「さて、何にしようか?」と、毎日食事のことを考えるのは、本当に大変ですね。ほかの家事や育児、仕事もある中、料理ばかりに時間を割くわけにはいきません。なんとか少しでも負担を減らしたいところです。そこで今回は、冷凍保存が可能で、常備しておくと便利な食材を紹介します。

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「あと一品」に役立つ茹でささみ

鶏のささみは、比較的冷凍保存しやすい食材です。そのまま冷凍する場合は、筋を取って水気をしっかり拭き取り、1本ずつラップに包んで冷凍庫へ。使用するときは、冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。

そのため、この方法では「使いたい!」と思っても、すぐに使用することができません。そこで、ささみは加熱調理をしてから、ほぐして冷凍しておく方法がおすすめです。

鍋に水と酒とささみを入れて茹でる。または、耐熱皿にささみを入れ、酒少々をふりかけて加熱する。

このような方法で火を通し、粗熱が取れたら細かくほぐします。そして、塩・コショウで軽く味をつけたら、ラップに包んで冷凍しましょう。ショウガやネギ、ローリエなどを茹でる際に加えると、香りをプラスすることもできます。

使うときは自然解凍でOK。解凍したら、そのまま和え物などに使えます。塩もみして水気を絞ったキュウリと解凍した茹でささみをポン酢で和えれば、立派な小鉢料理があっという間に完成。スープなどの具にするなら、凍ったまま鍋に投入しても構いません。

面倒な「炒めタマネギ」は多めに作って冷凍!

炒めタマネギも、冷凍保存が可能です。みじん切りのタマネギをしんなりするまで油で炒め、冷凍保存用のビニール袋に入れて冷凍しておけば、ハンバーグやミートソース作りなどに役立ちます。

ちょっと作るのもたくさん作るのも、それほど手間は変わらいので、炒めタマネギを作る機会があれば、多めに作って冷凍しておきましょう。

使うときは自然解凍、または凍ったまま必要な分だけを取り出してそのまま使ってもOK。保存袋で平らに伸ばして冷凍すると、手でパキッと折って必要な分を取り出せて便利です。

冷凍薬味で食卓の彩りUP!

食卓に彩りを添えたいときやちょっと香りや食感をプラスしたいときに役立つのが、ショウガ、ネギ、青じそ、ミョウガなどの薬味。冷凍保存しておけば、ちょっと使いたいときに便利です。

・しょうが

せん切り、スライス、すりおろしなどにして、ラップに包んで冷凍保存。

・長ネギ、ミョウガ

輪切りにし、バットなどに平らにならして冷凍。凍ったら保存袋に移して冷凍保存。

・青じそ

1枚ずつラップに包む、またはせん切りにしてラップに包み、冷凍保存。

使うときは自然解凍がおすすめ。こういった薬味は、必要な分をちょっとずつ取り出せるように、小分けにしておくのがコツです。

保存期間は永遠ではない!?

ただし、冷凍ならいつまでも大丈夫というわけではありません。長期間、冷凍庫に入れておけば、徐々に食味が損なわれます。1ヶ月程度を目安に、なるべく早く使い切りましょう。

また、解凍後はできるだけ早く使い切ることも大切です。また、解凍後の再凍結は、おいしくなくなるだけではなく、衛生面でも問題が起こりやすくなるので避けましょう。

冷凍保存食材は、スーパーの特売日に野菜を多めに買って作っておけば食費の節約にもつながります。とにかく良いことづくしなので、一度試してみてはいかがでしょうか。

(森川ほしの)

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