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北欧インテリアに古美術ってアリ? 部屋づくりのヒントが見つかる、銀座の恒例企画「古美術をしつらえる」へGO

  • 2026.11.8

服は自分らしく選べるのに、部屋づくりとなると、なんとなく無難にまとまってしまう。そんな人にチェックしてほしいのが、北欧家具と古美術を組み合わせた展示販売会「古美術をしつらえる」だ。毎年開催され、今年で5回目。2026年11月27日(金)〜30日(月)の4日間、東京・銀座のDANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)で開催される。古いものは気になるけれど、何から見ればいいかわからない。そんな人にも、部屋づくりの視点から古美術に触れられるイベントだ。

北欧家具のある空間で、古いものの魅力を発見

「しつらえる」とは、空間を整え、ものを飾ること。今回の企画では、北欧家具を扱うダンスク ムーベル ギャラリーと、奈良の古美術店「古美術中上 NAKAGAMI」がタッグを組み、現代の住空間に古美術を取り入れる楽しさを提案する。

見どころは、作品そのものに加えて、家具との組み合わせ。木の家具のそばに置いた壺や、すっきりした空間に飾った小さな作品が、どんな表情を見せるのか。インテリアの中にしつらえた状態で見られるから、「自分の部屋なら、どこに置こう?」と想像しながら楽しめる。

たとえば、シェルフの一角に小さな作品を置いたり、サイドテーブルの上でひとつの形を引き立てたり。部屋全体を変える前に、一角の飾り方から考えてみるのもよさそうだ。

最初は「この形、好き」で選んでいい

古美術と聞くと、時代や作家の知識が必要に感じるかもしれない。でも、この展示で大切にしているのは、まず自分の感覚で作品に向き合うこと。NAKAGAMIも、部屋に飾ったときの格好よさや、仏像のかわいらしさなど、直感を大切にしてほしいと呼びかけている。

気になる色、つい目で追ってしまう輪郭、古い木や金属の質感。服を選ぶときのように、「なんだか惹かれる」を入り口にすればいい。名前や年代を知るのは、そのあとでも楽しめる。

照明や木の家具と組み合わせた古美術。自宅での飾り方も想像してみたい。

会期中は、古美術中上の中上さんが店頭にいることも。気になる作品があれば、どんなものなのか、どこに飾るとよさそうかを聞いてみよう。購入を考えるなら、サイズや予算に加えて、置き場所に合うか、日々の手入れはどうするかも相談しておくと、自宅に迎えたあとのイメージが具体的になる。

壺から小さな道具まで、造形に注目したい作品たち

会場では、宗教美術や古い茶道具、飾りやすい小さな作品などを厳選して展示販売。展示予定の作品も、表情やシルエットに注目するとぐっと身近に感じられる。

猿投長頸壺(京都民芸館旧蔵・平安時代)

たとえば、平安時代の「猿投長頸壺(さなげちょうけいこ)」。細く伸びる首とふくらみのある胴のバランスは、まず形そのものをじっくり眺めたくなる。

木彫吉祥天像(鎌倉時代)

鎌倉時代の「木彫吉祥天像」は、顔の表情や衣の線に目を向けてみたい一作だ。

七宝水滴 各種(江戸時代)。小さな道具の造形や装飾も見どころ。

江戸時代の「七宝水滴」も見逃せない。水滴は、硯に水を注ぐための小さな道具。使うために生まれた形や細かな装飾を、いまの暮らしの中で鑑賞する面白さがある。大きな作品だけでなく、小さなものから古美術との距離を縮めてみるのもいい。

写真:白石和弘

予約不要の4日間、銀座で部屋づくりのヒント探し

通常は事前予約制のダンスク ムーベル ギャラリーだが、会期中は予約不要。銀座へ出かける予定に組み込んで、北欧家具と古美術の組み合わせを見に立ち寄ってみたい。

お気に入りの家具はあるけれど、飾るものが決まらない人。古着やヴィンテージのように、時間を重ねたものに惹かれる人。次は古美術に目を向けてみると、部屋に迎えたいものの選択肢が広がるかもしれない。まずはひとつ、気になる形を見つけに行こう。

開催情報

古美術をしつらえる
会期:2026年11月27日(金)〜11月30日(月)
時間:12:00〜18:00
会場:DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)
住所:東京都中央区銀座1-9-6 松岡第二銀緑館2F
予約:会期中は不要
電話:03-6263-0675

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