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「古いデザインはちょっと」と指輪を断った息子の婚約者。価値を知った途端、態度が一変して

  • 2026.11.8

【COORDiSNAPライターは見た】女性メディアライターの実録記ー本記事は当メディアの読者の声及びライター体験を元にした実録記です。女性のライフスタイルのリアルをお届けします。
これは、知人の田辺さん(仮名)から聞いた話です。息子の結婚が決まり、田辺さんは母から譲り受けた指輪を婚約者に贈ろうと考えていました。しかし婚約者からは「古いデザインはちょっと」と断られてしまったのです。好みもあるので仕方ないと、指輪は手元に置いておくことにしたのですが……

母から譲られた指輪

息子の結婚が決まったとき、私は母から譲り受けた指輪を、婚約者に贈ろうと考えました。母が大切にしていた指輪を、新しく家族になる人に受け継いでほしいと思っていたのです。

しかし指輪を見せると、彼女は「古いデザインはちょっと……」と断りました。好みもあるので仕方ないと思い、指輪はそのまま手元に置いておくことにしたのです。

わかった指輪の価値

後日、緩んでいた石の留め具を直そうと宝石店へ相談すると、指輪にはかなり質のよいダイヤモンドが使われていて、価値のある品だとわかりました。私はそのことを、何気なく息子に話していたのですが……

しばらくして、彼女から「やっぱり、ご家族の思い出を大切に受け継ぎたいです」と連絡が来ました。うれしくなった私は、次に2人が家へ来る日に渡そうと、指輪を準備していたのです。

台所で聞こえた本音

迎えた訪問当日、台所でお茶を用意していると「売れば車の頭金になるよね」という彼女の声が聞こえてきました。息子がたしなめても、彼女はもらった物をどう使うかは自由だと言い張ります。

すると息子は「それなら、売りたいから欲しいって言えばいいだろ。母さんの気持ちを利用するなよ」と言い返したのです。結局その日、私は指輪を渡しませんでした。その後、息子から彼女との婚約を解消したと聞いています。

受け継がれた指輪

それから2年後、息子は別の女性と新たに婚約しました。私は彼女にも指輪を見せ、好みに合えば受け取ってほしいと伝えたのです。

彼女は大切な品を譲られることに恐縮しながらも、うれしそうに指輪をはめ、母がどんなときに着けていたのかを尋ねてくれました。母の思い出に耳を傾ける姿を見て、私は安心して指輪を贈ることができたのです。

指輪の価値だけでなく、母との思い出にも心を寄せてくれたことが、何よりうれしかったです。彼女の手で再び大切に使ってもらえることを、母も喜んでいる気がします。

【体験者:60代・主婦、回答時期:2026年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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