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「貧乏人はカビくらい我慢しな」汚れたお下がりを押し付けるママ友⇒後日、園のイベントで恥をかく事態に

  • 2026.11.7

3年前、4歳の息子を幼稚園に通わせていた私は、ママ友Aさんからの「汚れていて着られない服」の押しつけに困っていました。そんなときに開催された幼稚園主催の子ども服のお譲りイベントで、Aさんは墓穴を掘ることに……。

汚れたお下がりをくれるママ友

息子の通う幼稚園に、ブランド志向で自己顕示欲の強いママ友・Aさんがいました。Aさんは普段から「夫の収入自慢」や「子どものハイブランド服自慢」を連発しており、周囲の保護者たちからは苦笑いされ、少し距離を置かれている存在でした。

そんなAさんが、なぜか私にだけ目をつけるようになったのです。

きっかけは、おそらく息子の服装でした。息子の園は泥遊びや工作が盛んなため、私は「園用の服はプチプラで十分」と割り切っていたのですが、Aさんはそんな息子のプチプラ服を見て、私たちを自分より下だと感じたのかもしれません。私自身も、ママ友とは波風を立てないように付き合い、ひっそりと園のお迎えに行くような控えめな性格のため、「何を言っても言い返してこない」と思われていたのでしょう。

ほどなくして、Aさんは顔を合わせるたび、「いつも安物ばかり着ていてかわいそう」「あなたには手が届かないブランドだけど、うちの息子のお下がりを恵んであげるわ」と、大きな紙袋を押しつけてくるようになりました。私が「園用として割り切って着せているだけなので、お気持ちだけで十分です」と何度ていねいに断っても、「遠慮しないで! 捨てても売っても良いから! 生活費の足しにしな!」と強引に押しつけて立ち去ってしまうのです。

しかし中身を見ると、たしかに有名な子ども服ブランドではあるものの、泥や食べこぼしなどのシミがひどいものばかり。「ブランドものなら、汚れていてもプチプラの服よりありがたいでしょ」というような見下しが透けて見えた気がして、とても着せる気にはなれずとりあえず保管していました。

そしてある日、また紙袋を渡されました。しかし帰って開けると、保管状態が悪かったのか衣類にびっしりとカビが生えており、悪臭を放っていたのです。さすがに衛生面を考えると、申し訳ないと思いつつも処分せざるを得ませんでした。

翌日、Aさんから「昨日の服、全部高級ブランドだったでしょ? 貧乏なあなたには目の保養になったんじゃない?」と聞かれたため、カビが生えていて保管できなかったことを控えめに伝えると、Aさんは「恵んであげたのに生意気ね! 貧乏人のくせに! カビくらい我慢しなさいよ!」と激怒しました。

私は努めて冷静に「服には困っていませんので、今後のお心遣いは不要です」と伝え、これ以上関わるのはやめようと、距離を置くことにしました。

後日、園で「不用品の譲渡・リメイク会」が開かれました。保護者同士で持ち寄ったおさがり服を無料で持ち帰れるイベントで、引き取り手のない服については、園用の雑巾として生まれ変わらせて役立てるという仕組みです。私は、Aさんから以前強引に渡されて、持て余して保管していた服を提出することに。「捨てても良い」と言われていましたが、捨てるよりは誰かの役に立つほうが良いと考え、比較的状態の良いものを選びました。

しかしイベントの終わり際、やはり他の方の服よりも汚れが目立ってしまったのか結構残ってしまい、役員さんや先生たちが「これはさすがに着られないわね……」「雑巾として使わせていただきましょう」と話していました。

そこへ通りかかったAさんが、残った服を見るなり顔色を変え、「ちょっと! これ、私があなたにあげた○○(ブランド名)の服じゃない! 一度も着せないで、なんで勝手にこんなところに出してるのよ!?」と私に詰め寄ってきたのです。

Aさんの大声に、周囲の保護者たちの視線が一斉に集まり、「えっ……? あの汚れた服、Aさんが人に譲ったものなの……?」「人に譲るのに、あんな状態のものを……?」とどよめきが起こります。

空気が凍りつく中、私は「すみません、Aさん。たくさんいただいて持て余していて……。『好きに処分して良い』とおっしゃっていたので、誰かの役に立てばと思い今回のイベントに出させていただいたのですが……。ご不快にさせてしまって申し訳ありません」と謝罪しました。するとAさんは、「はぁ!? せっかく貧乏人にブランドものを恵んでやったのに、なんで着せないのよ! 前渡したときも『カビが生えてたから捨てた』って言ってたわよね! そのくらい我慢すればいいでしょ!」と大声で反論。

その発言を聞いた周りの保護者がドン引きしたような表情を浮かべたのは、言うまでもありません。状態の悪い服を人に押しつけた事実を自分で暴露した結果となり、周囲から冷ややかな視線を向けられたAさんは、みるみる顔を真っ赤にしてその場から足早に立ち去ってしまいました。

今回の一件をきっかけに、周囲の保護者たちもAさんと少し距離を置くようになり、それ以降、Aさんが積極的にほかの保護者と関わる姿を見かけることは少なくなりました。Aさん自身もいたたまれなくなったのか、私と廊下ですれ違っても気まずそうに目をそらし、足早に逃げていくように。

無理にお迎え時間をずらす必要もなくなり、平穏な園生活を取り戻すことができてホッとした私。ただ、Aさんも参加するイベントにAさんからもらった服を提出することで、結果的にAさんを不快にさせてしまった点については、もう少し配慮できたかもしれないと感じています。純粋な善意ではなく、嫌がらせのような意味で渡されたものだとしても、手放すときは相手へ配慮することも大切だと感じました。

今後もし同じようなことがあったら、もっと誠実に対応しようと思うとともに、悪意を感じる言動については感情的にならず冷静に対応していこうと考えるきっかけとなった出来事です。

著者:横田りな/30代・主婦。7歳の息子と4歳の娘を育てるママ。夢のマイホームのため節約を始めたところ、意外にも楽しくて、最近では自分で節約レシピを考えるのがマイブーム。

作画:けだま

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

ベビーカレンダー編集部

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