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初音ミクにGalileo Galileiも。ポーター・ロビンソンのリミックス盤

  • 2026.11.6

ポーター・ロビンソンが、2024年のアルバム『SMILE! :D』を丸ごと作り替えたリミックス・アルバム『SMILE! 😀 plus+』(スマイル! 😀 プラス)を11月6日にリリースした。参加者にはエレクトロニック・シーンの気鋭に加え、日本のバンドGalileo Galileiと初音ミクの名前も並ぶ。(フロントロウ編集部)

全16曲、同じ曲がまるで別物に

米ノースカロライナ州出身のプロデューサーでシンガーソングライターのポーター・ロビンソン。今回の新作は、オリジナル盤の収録曲を他のアーティストがそれぞれの解釈で組み直した作品で、Disc 1とDisc 2に分かれた計16曲で構成されている。

「Cheerleader」はNitepunkが勢いのあるリミックスに、「Russian Roulette」はG Jonesが手がけた。「Perfect Pinterest Garden」ではNinajirachiとunderscoresが手を組み、「Is There Really No Happiness?」はFrost Childrenの手で実験的なポップへと姿を変えた。ポーター本人も「DJ NOT PORTER ROBINSON」という別名義で加わっている。

ポーター・ロビンソン アーティスト写真
PHOTO Credit: Sherwin Wong

長年の友人Galileo Galileiは日本語カバーで

日本からの参加で目を引くのが、Galileo Galileiだ。ポーターはかねてから同バンドの大ファンであることを公言しており、「サークル・ゲーム」でのセッションや、ポーターの来日公演での共演を重ねてきた。今回は「Easier to Love You」を日本語でカバーし、原曲の繊細なメロディを日本語詞で描き直している。

ボーカルの尾崎雄貴は、レコーディング中に原曲を初めて聴いた時のことを振り返り、「誇張ではなく、本当に涙が出ました」とコメント。かつてポーターが、尾崎がほぼ同じメンバーで活動する別バンドBBHFの曲を聴いて笑顔になったと伝えてくれたエピソードにも触れ、「僕たちはPorter Robinsonもポーターくんも、一生大好きです」と結んだ。カバーに合わせて、昔のAAフラッシュを思わせるリリックビデオも制作したという。

さらに、Jamie Paigeと初音ミクが参加した「Cheerleader (feat. Hatsune Miku)」も収録されている。

元になった『SMILE! :D』とは

ポーター・ロビンソン『SMILE! :D』ジャケット写真
画像提供:ソニー・ミュージック

2024年7月に出た『SMILE! :D』は、ギターを取り入れたオルタナティブ・ポップとエレクトロニック・サウンドを掛け合わせたアルバム。名声やアイデンティティ、アーティストとファンの関係といったテーマを、遊び心のあるポップなサウンドで描いた。

ポーターは2014年のデビュー・アルバム『Worlds』、2021年の『Nurture』と、作品ごとに音楽性を変えてきた。マデオンとのコラボ曲「シェルター」はA-1 Picturesが手がけたアニメーションのミュージック・ビデオで知られ、2025年2月には東名阪福を回る来日公演も開いている。日本とのつながりが深い彼らしい作品になった。

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