1. トップ
  2. エンタメ
  3. 突如姿を消した人気俳優『チュノ』オッポク役コン・ヒョンジンに何があったのか

突如姿を消した人気俳優『チュノ』オッポク役コン・ヒョンジンに何があったのか

  • 2026.11.6

テレビ東京系列の「韓流プレミア枠」で放送中のドラマ『チュノ~推奴~』(2010年)。奴婢として虐げられながら、身分制度に抗おうとするオッポクを演じたのがコン・ヒョンジンだ。

【関連】テレビから消えてしまった『オクニョ』女優が選んだ場所

もともとは優秀な猟師だったが、借金によって奴婢に転落。火縄銃の名手として仲間たちと行動し、最後まで自らの信念を貫こうとする姿は、作品の大きな見どころだった。

(写真=2010 KBS All rights reserved)

そんなコン・ヒョンジンは、『チュノ』から16年が過ぎた今、どこで何をしているのだろうか。

中国事業で苦難、長い空白期間へ

『チュノ』後も『逃亡者 PLAN B』(2010年)、『チャクペ~相棒~』(2011年)、『ラスト・チャンス!~愛と勝利のアッセンブリー~』(2015年)などに出演したコン・ヒョンジン。

しかし、その後はテレビで姿を見る機会が減っていった。

2023年、俳優シン・ヒョンジュンらのYouTube番組に出演したコン・ヒョンジンは、その理由を自ら説明している。

中国映画の制作に関わることになったものの、投資などの問題で企画が中断。続いて健康食品の事業にも乗り出し、紅参ブランドを立ち上げたが、中国での販売を目前に新型コロナウイルスの感染拡大が重なったという。

さらに、事業を進める過程では詐欺被害にも遭ったと告白。成果を出すまでは周囲に顔を出しにくいという思いから、芸能界の仲間とも次第に距離ができていった。

そして2026年8月、約7年ぶりにバラエティ番組『ドンチミ』に出演し、苦しかった時期についてさらに詳しく語った。

事業の資金繰りが厳しくなるなか、社員の給料を支払うため、所有していた高級時計を売却。本人によると、1億ウォン相当の時計を10個近く手放したという。

事業では数十億ウォン規模の損失を経験し、強いストレスから体重が増え、歯が抜けるほどだったことも打ち明けた。

長い空白期間には、所在をめぐる根拠のない噂まで広がった。

2022年撮影(写真提供=OSEN)

さらに同番組では、2024年ごろに両親を約半年の間隔で相次いで亡くしたことも明かしている。

そんなコン・ヒョンジンに、俳優としての新たな動きもあった。

2026年2月、映画『非常戒厳12.3』(原題)への出演が発表された。2024年12月に韓国で起きた非常戒厳事態をモチーフとする作品で、検察総長出身の大統領役を演じる予定らしい。

『チュノ』で、自由を求めて立ち上がったオッポク。その演者は、ドラマの外でも思いがけない困難に直面し、長い空白期間を経験していた。

それでも再びカメラの前に戻ろうとしている。かつての名脇役が、今度はどんな演技で視聴者を驚かせてくれるのか。俳優コン・ヒョンジンの新たな一歩に注目したい。

文=森下 薫

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ