1. トップ
  2. 「黒猫はクール」だと思っていたのに、引き取り初日から人懐っこすぎる! 甘えん坊の猫との暮らしに癒されるコミックエッセイ【書評】

「黒猫はクール」だと思っていたのに、引き取り初日から人懐っこすぎる! 甘えん坊の猫との暮らしに癒されるコミックエッセイ【書評】

  • 2026.11.5

【漫画】本編を読む

黒猫といえば、クールでミステリアス。人間にはあまり興味がなさそうな、孤高のイメージがある。だが、そんな存在がもし自分に懐いてくれたなら、どんなに幸せだろうか。

『黒猫ろんと暮らしたら』(KADOKAWA)は、黒猫のろんとの日々を綴ったAKRさんのコミックエッセイ。AKRさんが迎えたろんは、とびきりの甘えん坊。一般的な黒猫のクールなイメージとはまるで違うその姿に、AKRさんは出会った当初から翻弄されっぱなしだ。

まず描かれるのは、AKRさんがろんと初めて出会った時のエピソード。猫を飼うのは初めてだったAKRさんは、保護猫を求めて訪れた動物病院で、「ちょうど今ノラの子ねこを保護しているので、ぜひ引き取ってほしい」と勧められ、ろんを飼うことになった。初めて抱いた時には、その重みに「ねこって思っていたより大きい生き物なんだな」と感じたというが、のちにろんが平均の2倍ほどもある大きさだと知る。さらに、ろんが元ノラ猫とは思えないほど人懐っこいことにも、すぐに気付かされる。ろんは引き取られた初日から、AKRさんの膝の上にドスッと乗って、そのまま眠ってしまった。夜には、横になったAKRさんの上でイビキをかいて眠り、3日目には腕枕をおねだり。やがてAKRさんの布団にもさも当然のようにもぐり込むようになって……。

「黒猫って、もっとミステリアスな生き物じゃないの?」と思いつつも、ぐいぐい距離を縮めてくるろんの姿に、私たちも思わず頬がゆるむ。AKRさんとろんの穏やかな日々を追いかけているうちに、こちらまで幸せな気分に浸れる作品だ。

文=アサトーミナミ

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ