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ジョニー・デップの私服がおしゃれすぎる!帽子やアクセサリーを重ねる独自のファッションを年代別に振り返る

  • 2026.11.4

中折れ帽にスカーフ、指輪やブレスレットの重ねづけ、色付きのサングラス。俳優ジョニー・デップのファッションといえば、トレンドに左右されない個性的な着こなしが印象的だ。米国の帽子協会が実施した投票では「最も帽子が似合う人」の1位に選ばれ、米ファッションデザイナー協議会(CFDA)からもファッションアイコン賞を贈られた。そんなジョニーの私服の特徴や定番アイテムを、1990年代から2026年までのファッションとともに紹介する。(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップのファッションの特徴は?

ジョニーのファッションを語るうえで欠かせないのが、帽子とアクセサリーの重ねづけ。中折れ帽やニット帽に、柄物のスカーフやネックレス、複数の指輪やブレスレットを組み合わせるのが定番だ。シャツやTシャツ、デニム、レザージャケットといったベーシックな服も、小物を幾重にも重ねることで、ジョニーならではの個性的なスタイルに仕上げている。

その独特なファッションは、ファッション界からも高く評価されている。2012年には、前年にレディー・ガガが受賞したCFDAファッションアイコン賞に選ばれ、同賞初の男性受賞者となった。米Vogueも、ジョニーはシンプルなスーツでさえ、アクセサリーの組み合わせによって独自のスタイルに変えてしまうと評価している。

ジョニー・デップのトレードマークは帽子

ジョニーのファッションを象徴するアイテムといえば、やはり帽子だ。2011年には、米国の帽子協会「The Headwear Association」が実施した「Hat Person of the Year」の一般投票で、38%の票を獲得して1位に輝いた。2位はグウェン・ステファニーの17%、3位はヒュー・ジャックマンの16%だった。

とくに愛用しているのが、つばの広いフェドーラと呼ばれる中折れ帽。ほかにもニット帽やベレー帽、カウボーイハットなど、さまざまな帽子を取り入れてきた。米Bustleは、長年にわたって帽子をかぶり続けるジョニーについて、帽子こそが彼にとって最も長く続いている関係かもしれないとユーモラスに表現している。

帽子への愛着は、本人も公の場で語っている。2010年、映画『アリス・イン・ワンダーランド』のプロモーションで来日した際には、帽子屋のマッドハッターを演じたことにちなみ、帽子への思いを明かした。ジョニーは、帽子をかぶると昔の優雅な時代を思い出すと語る一方、当時プライベートで所有していた帽子は5〜6個だと話していた。

もちろん、いつも中折れ帽というわけではない。2018年には、体重減少が話題になっていた時期に、「FUGLY」の文字が入ったキャップを着用してファンの前に登場したことも。帽子の種類が変わっても、個性的なアイテムを自分らしく取り入れるスタイルは変わらない。

スカーフに指輪、ベストも!ジョニー・デップの私服の定番アイテム

帽子と並んでジョニーの着こなしに欠かせないのが、アクセサリーだ。首元にはスカーフやビーズのネックレス、ループタイを重ね、指にはいくつものリング、手首にはブレスレットを着用。素材や色をあえて統一しない、自由な組み合わせが特徴となっている。

米Bustleは、ジョニーについて、少なくとも3つの指輪とループタイ、腕いっぱいのブレスレットを身に着けていそうだと表現。米Vogueも、帽子やジュエリー、サングラス、フリンジ付きのスカーフを巧みに重ねるスタイルを取り上げている。

服では、チェックのシャツやプリントTシャツ、ダメージデニム、使い込んだレザージャケットなどが定番。また、スリーピーススーツやベストを取り入れた着こなしも多く、ジャケットを脱いでもベストを残すなど、クラシカルな装いを好む一面もある。

さらに、色付きレンズのサングラスもトレードマークのひとつ。アビエーター型や青、紫などのカラーレンズを取り入れ、帽子やアクセサリーと組み合わせることで、全身のスタイルに統一感を生み出している。

アイテム着こなしの例
帽子つばの広い中折れ帽が定番。ニット帽、ベレー帽、カウボーイハットも
スカーフカジュアルな場面でよく巻いている。柄物も
アクセサリー指輪は3つ以上、ループタイ、腕いっぱいのブレスレット。ビーズのネックレスや懐中時計の鎖も
サングラス・メガネアビエーター型や青い色付きレンズのサングラス。映画では私物のヴィンテージのウェリントン型メガネも
レザーレザージャケットや、レザーを切り替えに使ったジャケット
ベスト・スーツ三つぞろいのスーツが好きで、上着なしでもベストを着る
シャツ・Tシャツ・デニムチェックのシャツ、バンドTシャツ、プリントTシャツ、穴の開いたデニム

1990年代から2026年まで、ジョニー・デップのファッションを振り返る

1990年代:グランジを象徴する着こなし

1990年代のジョニーは、グランジファッションを象徴するハリウッドスターのひとりだった。ゆったりとしたチェックのシャツに、バンドTシャツやレザージャケット、デニムを合わせたラフな着こなしが特徴。当時のファッションは、作り込みすぎない自然体のスタイルとして注目を集めた。

1990年公開の映画『クライ・ベイビー』でジョニーを主演に起用した映画監督ジョン・ウォーターズは、1997年の米Vanity Fairのインタビューで「ジョニーがグランジを発明した」と発言。ジョニー以前に、あのような見た目の映画スターは記憶にないと語り、その独特な存在感を評価していた。

2000年代:クラシカルなアイテムを自分流に

2000年代に入ると、ジョニーのファッションにはクラシカルな要素がさらに加わっていく。中折れ帽やベスト、テーラードジャケットにスカーフやアクセサリーを重ね、ラフさと上品さが同居するスタイルを確立していった。

2004年公開の主演映画『シークレット ウインドウ』では、劇中でもジョニーの私服を思わせる着こなしを披露。くたびれたガウンにオートミール色のヘンリーネックTシャツ、ヴィンテージ風のウェリントン型メガネという組み合わせは、ジョニーらしい無造作な雰囲気を感じさせる。

2010年代:アクセサリーを大胆に重ねた個性派スタイル

2012年2月、英Marie Claireが紹介したニューヨークでの私服は、ジョニーの個性が存分に発揮された着こなしだった。ストライプのパンツにプリントTシャツ、レザーの切り替えが入った青いジャケットを合わせ、穴の開いた中折れ帽とアビエーター型のサングラスを着用していた。

さらに、ビーズのネックレスや柄物のスカーフ、複数の指輪、ポケットチェーン、ハンカチと、アクセサリーも盛りだくさん。同誌は、その大胆な重ねづけについて、アクセサリーを1つ、いや5つ減らしてもよかったのではとユーモアを交えて評している。

2020年代:レッドカーペットでも貫く自分らしさ

一方、レッドカーペットでは、普段よりもシンプルな着こなしを見せることもある。2023年5月、主演映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』がオープニング作品に選ばれたカンヌ国際映画祭では、黒のタキシードにハイネックのドレスシャツを合わせて登場。米CNNによると、アクセサリーを控えめにした装いながら、青い色付きのサングラスでジョニーらしさを加えていた。

そして2026年11月1日、ニューヨークで行われた新作映画『Ebenezer』(原題)の特別上映会でも、おなじみのファッションを披露した。ジョニーが選んだのは、ディオール(Dior)のストライプ入りブラウンウールのスリーピーススーツ。そこにブラウンの中折れ帽と青い色付きメガネ、幾重にも重ねたネックレスやスカーフを合わせた。

1990年代のグランジスタイルから30年以上が経った現在も、帽子とアクセサリーを主役にする着こなしは健在。フォーマルなスーツを着ていても、ひと目でジョニーとわかるファッションを貫いている。

ジョニー・デップ風のファッションを取り入れるには?

ジョニーの着こなしを参考にするなら、まずは帽子やアクセサリーから取り入れるのがおすすめ。チェックのシャツやTシャツ、デニムといったベーシックな服に、中折れ帽やニット帽、柄物のスカーフをプラスするだけでも、雰囲気を近づけることができる。

指輪やブレスレットを重ねる場合は、色や素材をあえてそろえすぎないのもポイント。ヴィンテージ風のアクセサリーや色付きのサングラスなど、少し個性のあるアイテムを組み合わせると、ジョニーらしい自由なスタイルに仕上がる。

ただし、すべての小物を一度に取り入れる必要はない。帽子とスカーフ、あるいはサングラスと指輪など、主役にするアイテムを2つほど選ぶと、普段のコーディネートにも取り入れやすくなる。

流行が移り変わっても、自分が好きなものを身に着け続けるジョニー。そんな独自のセンスこそが、長年にわたってファッションアイコンとして支持されてきた理由なのかもしれない。

ジョニーの出演作や来日など、最新の話題はジョニー・デップの記事一覧でチェックできる。

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