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42歳男性平社員が、25歳の超有能女社長となぜか酒を飲むことに!? チェーン店で繰り広げられるふたりの不可思議な花金物語【書評】

  • 2026.11.3
 ©︎Monoto Motono/SQUARE ENIX ©︎Shima/SQUARE ENIX ©︎Kiki Emoda/SQUARE ENIX
©︎Monoto Motono/SQUARE ENIX ©︎Shima/SQUARE ENIX ©︎Kiki Emoda/SQUARE ENIX

【漫画】本編を読む

1週間の仕事が終わってようやく迎えた「花金」に、気ままにひとり飲みを楽しむはずが、思いがけない人物と一緒になってしまった——。2026年10月23日に第1巻が発売された『酔った華にはウラがある』(本乃ものと・嶋:原作、恵茂田喜々:漫画/スクウェア・エニックス)は、立場も年齢も違う男女の交流を描いた物語だ。

氷多嘉不動産に勤める山田欽次は42歳で独身の万年平社員。金曜の仕事終わりの夜、好きな酒と料理を楽しむことが何よりも幸せを感じる時間だった。そんなある金曜の夜、飲み屋街を歩いていた欽次は、ひとりの女性から「お酒とご飯を楽しめる場所」を尋ねられる。その相手はなんと、勤務先の女性社長・氷多嘉一華だった。25歳にして会社を率いる非常に有能な経営者で、社内では冷徹で傲慢と噂される人物だ。意外過ぎる遭遇に混乱した欽次は、つい彼女をチェーンの餃子店へ案内してしまう。

社長をこんな店に連れてきてよかったのかと焦る欽次。しかも一華は、普段は栄養食で済ませており、食事をおいしいと思ったことがないらしい。そんなまさかの告白に戸惑いつつ、欽次が注文したのは餃子とビール。熱々の餃子を冷えたビールで流し込む幸せに、欽次は思わず社長の存在を忘れてしまう。一方の一華も餃子を頬張り、ビールをぐいっと一杯。どうやら「いける口」らしい彼女は、その感覚を忘れまいとメモを取り始めるのだった。

実は一華がこのたび飲食店を訪れたのは、新たな商業施設の企画に役立てるためだった。外で酒を飲むのは初めてという彼女は、噂のイメージとは異なり、自ら経験して学ぼうとする努力家な一面を見せる。そして酒が進むにつれ、一華は欽次の肩にコテンともたれかかり、すっかり無防備な姿に! 「この絵面、社会的に大丈夫!?」と焦りまくる欽次に思わず笑ってしまうだろう。

そんな一華から毎週金曜にチェーン店を案内してほしいと頼まれる欽次は、彼女と飲み仲間になる。ふたりがこれからどんな関係を築いていくのか? おいしそうな料理と酒に食欲を刺激されながら、ふたりの不思議で楽しい花金から目が離せない。

文=ゆくり

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