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【はあちゅうの恋の名言博物館】相手の意思を確かめられるリトマス紙的名言とは?

  • 2016.8.22
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大人気ブロガーが、身近な男女の恋愛で生まれた名言をピックアップし、鑑賞・分析していきます。

相手の意思を確かめられるリトマス紙的メッセージ

気になる人へのお誘いは距離感を間違えちゃいけないのは言わずもがな。会いたい気持ちが伝わりつつ、あくまで押しつけがましくなくというのは基本。そして、相手に最終的な判断を委ねることで、自分への本気度を測ることができます。私が「なるほどね~」と感心したのは、一緒にご飯を食べていた友人が気になる人にLINEで送った「今、六本木にいたりしませんか?」です。この言葉、あらためて考えてみるとすごくいいので、“恋の名言”博物館の展示用に、採集させていただきました。

この「六本木」の部分には「銀座」や「恵比寿」などあらゆる地名を入れて活用することができますが、あくまでも「いるかどうか?」を聞いているだけで、それ以上のことは何も説明していないんですよね。でも、普通に空気を読める男性なら、「いたりしませんか?」だけで“一緒に飲みたい”とか“会いたい”ってことだな、と伝わるはず。だから、少しでもあなたのことが気になっていれば「どうした?」とか「飲んでるなら行くよ!」と一歩踏み出してくれると思うのです。運がよければ、「今日はダメだけど明日なら」など次の約束につながる可能性も。似たような言葉に「今、飲んでませんか?」がありますが、「飲んでませんか?」よりも“近くにいたり”のほうが気軽なニュアンスが出て、こなれています。

LINEのやりとりで、使える小技あれこれ

返事のしやすいLINEを送ることと、やりとりをいかに長引かせることができるかは現代女子の恋愛基礎能力。ちゃめっけのある友人は初めてLINEを送る男性には、最後に「気持ち悪かったら無視してください!」と自虐ぎみな言葉をつけ足すことで、「いやいや、気持ち悪くはないよ!」とつっこみをもらうそう。この言葉はたしかに無視できないし、これで返ってこなかったら、気持ち悪いと思われているということだから、諦めもつきますね。

“つっこまれビリティ(つっこまれるための能力)”が高いこの友人は、だいぶ長い間既読スルーをしていたLINEに対して「会いたい気持ちをためてました!」と返していたこともあるのですが、その時も「さすがに遅いだろ!」とつっこまれ、「ですよね~」とうまくコミュニケーションを復活させていました。

また、LINEを長引かせたい時は「今から○○してくる」と送ると、その行動の前と後の2回やりとりが自然にできます。LINE技あれこれ……使えそうなものがあればぜひ使ってみてください。

●はあちゅう

作家・コラムニスト。著書『半径5メートルの野望』(講談社)が文庫本になって絶賛発売中! ツイッター■@ha_chu

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