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【郵便屋が集めた奇談】介護職が共感「死期が近い人と同じ匂い」…配達員が嗅いだ不可解な香りと水難事故の報

  • 2026.11.2
「父が全裸で倒れてた。」カバー 作=キクチ
「父が全裸で倒れてた。」カバー 作=キクチ

町の隅々まで郵便物を配達して回る現役の郵便局員。彼らが実際に経験した不思議な話や怖い話を漫画化したのが『郵便屋が集めた奇談』だ。なかでも注目を集めているのが、配達先の家族とすれ違った際に異変に気づいたエピソード『未来からの便り』である。

物語はあるアパートから始まる。郵便配達員が、出がけの家族に郵便物を渡そうとすると「ポストに突っ込んどけ!」と声をかけられた。その際、局員はすれ違った家族から漂ってきた不可解な「香り」に気づく。「このアパートで?……いや、そんな話は聞いてない」と思い直すものの、その匂いは強く印象に残った。そして後日、テレビのニュースでその家族の名前を耳にすることになる。水難事故で行方不明となった男性の死亡を伝える報であった。

第1話1-1 作=キクチ
第1話1-1 作=キクチ
第1話1-2 作=キクチ
第1話1-2 作=キクチ
 作=キクチ
作=キクチ
 作=キクチ
作=キクチ
 作=キクチ
作=キクチ
 作=キクチ
作=キクチ

「死期が近い人と同じ匂い」読者から相次ぐ驚きの体験談

本作の作者は、現役の郵便配達員である送達ねこ(@jinjanosandou)さんだ。同僚たちの体験談を描くうちに、他局からもさまざまな奇談が届くようになったという。

『未来からの便り』の公開後、読者からは「接客業をしているが、ごく稀にそういう匂いの人がいる」「介護の仕事をしているが死期が近い人も同じ匂いがする」といった、驚きの体験談や共感のコメントが寄せられた。この反響に対し、送達ねこさんは「香りがしたあと、回避ルートもあるのかもしれません」と語る。

虫の知らせは危険を知らせるアラート!難を逃れた家族の選択

ある読者が寄せた体験談によると、保育園のママ友グループで川へ遊山に出かけた際、目的地の川が見えたとたんに車内で急にお線香の匂いが漂ったという。亡くなる前日の祖母と同じ匂いだったことから不吉な予感を抱いた彼女は、子どもたちから決して目を離さず、川に近づこうとすれば手前へ戻し続けた。

結果として何事もなく過ごせたが、後に実家の母から「もし見張っていなかったら誰かが不幸にあっていたかも。守ってもらったのかもしれない」と言われたという。レジャー先での油断や冒険心が招く悲惨な事故が多いなか、あの香りは注意を促す「アラート」であり、用心したことで災難を回避できたのではないかと思い直したそうだ。

『郵便屋が集めた奇談』は、読者から「背筋がゾクッとしたけれど、すごくおもしろい」と好評を博している。日本のどこかでひっそりと起こっている怪異を、あなたも覗いてみてはいかがだろうか。

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