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【漫画】「部屋にノックなんて他人行儀だな」と留守中も入る義祖父。三年耐えた私が口を開くと、義祖父が初めて戸を叩いた日

  • 2026.11.3
【漫画】「部屋にノックなんて他人行儀だな」と留守中も入る義祖父。三年耐えた私が口を開くと、義祖父が初めて戸を叩いた日

戸口で聞いた義祖父の返事

義祖父は戸を叩かずに部屋へ入り、頼んでも笑って流しました

仕事から帰ると、棚に置いた小物の位置が変わっていることがありました。

夫の祖父である義祖父と同居して三年、そんなことが何度もありました。

義祖父は、部屋に入るときにノックをしません。

私が仕事で出ている昼間にも入っているらしく、帰るとベッドに置いた上着の向きが変わっていたり、飾った小箱の位置がずれていたりしました。

最初は洗濯物を置きに来ているだけだと思っていました。しかし、私物まで動かされる理由は分かりません。

自分の部屋なのに、着替えのときでさえ気が抜けませんでした。

以前にもノックをお願いしたことはありましたが、義祖父は笑って流すだけでした。

夫に話しても、『まあ、そのうち慣れるよ』と笑うだけです。

義祖父に伝えてくれる様子はありません。

その夕方、部屋で着替えを済ませたところへ、またノックもなしに戸が開きました。

義祖父が、当たり前のように入ってきます。

三年間、何度も我慢してきた私は、今度こそきちんと伝えようと思いました。

「ノックしてから入ってください。」

義祖父は足を止め、不思議そうに私を見ました。

「部屋にノックなんて他人行儀だな。」

昼間の留守中にも入られていると、私は気づいていました

義祖父は笑いながら、胸の前で手を振りました。義祖父には、悪いことをしている自覚がないようでした。

「家族に仕切りはいらんよ。」

けれど、ここでまた笑ってやり過ごせば、明日も同じことが繰り返されるでしょう。

強く言えば家の空気が重くなりそうで、私は一瞬ためらいました。それでも、これ以上我慢し続けるわけにはいきません。

夫に頼るのではなく、自分の言葉で伝えよう。そう決めて、もう一度義祖父に向き直りました。

義祖父の前に立てた三本の指

私は三本の指を立て、三つの約束を口で伝えました

私は一度息を吸い、義祖父の目を見ました。伝えたいことを整理し、三本の指を胸の前に立てました。

「お願いは、三つあります。」

声は荒らげず、一つずつ区切ってゆっくり話しました。

「まず戸を叩く。留守中は入らない。」

「私の物の場所は、変えないで。」

義祖父は何か言いかけて、口を閉じました。

「叱りたいんじゃないんです。この家で、気兼ねなく過ごしたいだけなんです。」

義祖父は黙ったまま、私の顔を見ていました。これまで何度かお願いしたときとは違い、今度は笑って済ませる様子がありません。

私はそれ以上言葉を重ねず、義祖父の返事を待ちました。

義祖父は約束し、翌朝から戸を叩くようになりました

義祖父は腕を組み、しばらく床を見つめていました。やがて腕をほどき、長く息をつきました。

私の目を見て、ゆっくりとうなずきました。

「わしの育った家は、仕切りといえば襖一枚だったからな。」

義祖父にとっては、家族の部屋を自由に行き来することが当たり前だったのでしょう。

しかし、私が同じように感じているわけではないと、ようやく気づいてくれたようでした。

そう言うと、義祖父は一度廊下へ出ました。

「ずっと我慢させていたんだな。」

義祖父は戸を軽く二度叩き、私に顔を向けたまま、少し頭を下げました。

「これからは、ノックするよ。」

その場で実際にノックをしてみせた義祖父に、私は少し驚きました。三年間ずっと変わらなかった習慣が、ようやく変わるかもしれないと思えたのです。

その翌朝、朝食ができたことを知らせに来た義祖父が、戸の向こうからこつこつとノックをしました。

私が「どうぞ」と答えると、義祖父は少し照れた顔で戸を開けました。

それからも義祖父は、部屋に用事があるときはノックをしてくれるようになりました。留守中に勝手に入られることもなくなり、小箱の位置が変わっていることもありません。

三年間、何度かお願いしても変わらなかったことが、ようやく伝わりました。あの日、勇気を出して自分の気持ちを話してよかったと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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