1. トップ
  2. 「ゆみってなんかウザくない〜?」突然始まったハブりの誘い。自分もターゲットになる恐怖の中、“勇気あるひと言”に周りの反応は…【書評】

「ゆみってなんかウザくない〜?」突然始まったハブりの誘い。自分もターゲットになる恐怖の中、“勇気あるひと言”に周りの反応は…【書評】

  • 2026.11.1

【漫画】本編を読む

新しいクラス。どこまで自分を出していいのか、誰と仲良くすればいいのかと悩んだ経験がある人も多いだろう。最初のうちは、ちょっとした会話にまで気を使い、周りの空気を読みすぎて言いたいことを飲み込んでしまうこともあるかもしれない。

だが、時には、あえて周囲に合わせない言葉が必要なこともある。「しばたまが聞いた! 本当にあったすごい話」は、フォロワーの実体験をもとにしたコミック。なかでも、自分の気持ちに従って行動したななこさんの体験談が強く印象に残る。

高校に入学したななこさんは、クラスに馴染めるかドキドキしていた。同じクラスには、ハキハキとして面白そうなゆみちゃんという女の子がいて、「いつか話してみたいな〜」と思っていたという。だが、1カ月ほど経つとクラスにはいくつかのグループができ、ゆみちゃんはいわゆる「スクールカースト」の上位グループへ。ななこさんとはグループが違い、話しかける機会もなくなってしまった。

そんなある日、ゆみちゃんと仲良くしていたはずのクラスメイトから、「ゆみってなんかウザくない〜?」「ななちゃんたちも関わらない方がいいと思うよ〜」と突然声をかけられる。どうやらゆみちゃんは、クラスで孤立し始めているようだ。ここで陰口に同調しなければ、自分まで何か言われるかもしれない。それでも、ななこさんは怖さを感じながらも口を開く。

周囲に合わせるか、自分の気持ちを言葉にするか。迷いながら選んだななこさんのひと言に、クラスメイトたちはどんな反応を見せるのか。ほとんど話したことのないゆみちゃんのために声を上げた、その勇気に心を動かされるエピソードだ。

文=アサトーミナミ

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ