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2歳の娘の看病中、ママ友が「一瞬顔見せて!写真撮ったら帰るから」は?断ると焦り出し…目的は何!?

  • 2026.11.1

2年前、公園で知り合った親切なママ友は、執拗に「子どもを預かるよ」と言ってくるようになりました。そのことに違和感を抱いていたある日、公園に行かなかった私に1本のメッセージが届きます。それは、私の行動を監視しているかのような不気味な内容で……。

親切の仮面を被ったママ友の、真の目的は…

娘が2歳のころ、近所の公園で知り合ったママ友Aさん。明るく面倒見の良いAさんは、子育ての良き相談相手になってくれてありがたいと思っていた反面、会うたびに「たまにはひとり時間が欲しくない?」「今度うちで預かってあげるよ」と熱心に提案してくる人でした。

最初は「親切な人だな」と思っていましたが、私は知り合ってまだ間もない、さほど親しくない相手に子どもを預けることに抵抗があり、毎回やんわりと断っていました。すると次第に、Aさんの言動に奇妙な違和感を抱くように……。

ある日公園で遊んでいるときに娘が転ぶと、母である私より先に駆け寄って娘を抱き上げ、「私がよしよししてあげるよ〜。ママよりやさしいでしょう?」と頬ずりするAさん。その度を越したかわいがり方に、私の心には小さなモヤモヤが溜まっていきました。

すると翌日、娘が発熱。それから3日間、公園に行くのを休んでいたときのことです。携帯にAさんから「今日も公園来てないけど、実家にいるの? それとももしかしてママ入院でもした? 住所教えてくれたら今から迎えに行くから!」と、しつこい連絡が届きました。

恐怖を感じつつも「娘が熱を出したので、外出できなくて……。ですが、ご心配には及びません」と返しましたが、その日の夕方、インターホンが鳴ったのでモニターを見ると、なんとそこには不気味な笑みを浮かべたAさんの姿が。「娘ちゃんの顔、一瞬でいいから見せて! 写真1枚撮らせてくれたらすぐ帰るから!」とインターホン越しに叫んでいます。

家の場所は一度も教えたことがないのに、なぜここにいるのかわからず、パニックになる私。インターホン越しに「体調が悪いので帰ってください!」と強く拒否すると、Aさんは「なんで!? 写真くらい良いじゃない! 困るのよ!」とドアをドンドンと叩き、捨て台詞を吐いて去っていきました。

その後、仕事から帰宅した夫に相談していると、公園で仲良くしていた別のママ友から1本の電話がかかってきました。ママ友は「ねえ……言いにくいんだけど、このSNSアカウント、Aさんじゃない? 見てみて」と言います。

送られてきたURLを開くと、そこにはフォロワー数万人の「女の子ママ」の人気アカウントがありました。そして、そこに載っていたのは、なんとうちの娘の写真だったのです。

顔にはスタンプが貼られているものの、服、髪型、遊んでいる姿は紛れもなくわが子。投稿には「ママのお着替えごっこがお気に入り」「娘ちゃん熱でダウン中……ママが看病してあげるからね」と、あたかも自分が女の子の母親であるかのような嘘のポエムがずらりと並んでいました。

さらに、以前「かわいいから見せて〜」と言われて一度その場で手渡した娘のピンクのヘアリボンとおもちゃまで、「娘へのお誕生日プレゼント♡」として写真付きで紹介されていたのです。渡していた時間はほんの数分だと思いますが、おそらくその場で写真を撮り、投稿のネタにしたのでしょう。

男の子を持つAさんは、ずっと「いいなぁ、女の子」と言っていて、女の子育児への憧れが強い人でした。そんなAさんは近所で一番かわいがっていたわが子を勝手に「自分の娘」に見立て、SNSに写真を投稿し続けていたのです。Aさんがしつこく「子どもを預かるよ」と言っていたのも、娘が公園に来なくなったことに異常なほど焦っていたのも、「女の子ママのふり」をするために利用したかったからなのでしょう。そう考えると、恐ろしさで震えが止まりませんでした。

夫はすぐに全投稿のスクショを証拠として保存し、弁護士と警察に相談。警察からAさん夫婦へ厳重注意と警告が行われました。捜査で判明したのは、Aさんは以前から公園帰りの私と娘の後ろを密かに尾行し、自宅の部屋番号まで特定していたということ。すべてを知った瞬間、鳥肌が立つほどの恐怖と強烈な気持ち悪さに襲われました。

もちろん、アカウントは即座に削除され、Aさん一家は地域で完全に孤立。ほどなくして引っ越していきました。

“親切そうな人”が、必ずしも安心できる人とは限らないのだと痛感した今回の一件。
他人の親切の裏には、思いもよらない目的や執着が隠れていることがあるのだとわかり、付き合いの浅い人との交流はもっと慎重になるべきだと感じました。直感的に「何かおかしい」と感じたら、自分の感覚を信じて境界線を引くことも時には必要なのだと思った出来事です。

◇ ◇ ◇

無断で子どもの写真を撮影してSNSに投稿することは、肖像権やプライバシー権の侵害にあたる可能性があります。顔にスタンプを貼っていても、必ずしも問題がなくなるわけではありません。また、繰り返し尾行したり、断られても自宅に押しかけたりする行為は、状況によってはストーカー規制法などの対象となる可能性があります。

このような状況になったときは、相手と直接対決しようとせず、まず証拠を保存することが大切です。SNSの投稿画面やメッセージの履歴、インターホンの録画などを記録しておきましょう。そのうえで、緊急性がない場合でも、警察相談専用電話「#9110」や最寄りの警察署に早めに相談しましょう。

こうしたトラブルを防ぐためにも、まだ親しくない相手に子どもを預けることは避け、子どもの写真を許可なく撮らせないようにすることも大切ですよね。また、「なんとなく怖い」「おかしいな」と感じたときは、その直感を大切にして早めに距離を置くことも必要です。違和感を覚えた段階で対処することが、自分と子どもを守ることにつながるのではないでしょうか。

著者:長嶺りょう/30代・主婦。4歳の女の子を育てるママ。寝る瞬間までおしゃべりを続ける娘の横で白目を剥きながら、大好きな推しのことを考えて現実逃避中。

作画:Pappayappa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

ベビーカレンダー編集部

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