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子ども向けのアレンジ方法も! 美容効果アップが期待できる和風スパイス料理

  • 2016.8.21
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スパイシーな料理は食欲を刺激することから、バテ気味な夏に最適です。しかし、汗が噴きでてくるのが苦手…と感じる人もいることでしょう。

© sasazawa - Fotolia.com

そこで今回は、辛さがマイルドだけど美容効果は期待できる「和風スパイス」を使ったレシピを紹介します。

■わさび:じつはエイジングケアに人気

わさびといえば、日本を代表するスパイスのひとつ。わさびに含まれる「スルフィニル」という成分は、美容と健康の面から注目されているのだとか。また、わさびはビタミンCを含み、夏にうれしい抗菌作用もあります。

薬味として食べることがほとんどだと思いますが、わさびの産地では「わさび丼」が人気。ごはんの上にのりとかつお節をのせたらわさびを好きなだけのせましょう! そして、しょうゆをかけていただきます。

わさびのツーンとした刺激がクセになる一品。チュープタイプでもおいしいけれど、ぜひ生わさびの香りとともに堪能したいところです。

子どもが初めてわさびに挑戦するなら、粕漬けがいいかもしれません。酒粕100gと酒50ccをよく練り、砂糖少々をくわえたら最後にわさび大さじ1/2~1を入れます。これに肉や魚を漬けて冷蔵庫で2~3日寝かし、焼くだけでOKです。

はじめはわさびの量を少なくし、香りづけ程度にしたほうがいいでしょう。酒粕と酒の比率は2:1ですが、ペースト状になるように少しずつ混ぜながら適宜調整してください。

■しょうが:いわずと知れた美容・ダイエット食材

女性に人気の美容・ダイエット食材といえば、しょうがです。和食はもちろん、中華や洋食にもアレンジしやすいので、積極的に摂りたいですね。

子どもにもしょうが好きになってほしいなら、「自家製ジンジャーエール」がおすすめ。すりおろしたしょうがに同量の砂糖をまぶして少し置きます。水分が出てきたら少し水を足して電子レンジで30秒加熱。一度にたくさんつくる場合は、加熱時間を調整してください。

冷ましたら氷を入れたグラスに注ぎ、炭酸水で割れば完成です。シナモンなどのスパイスをくわえるとより本格的な味になりますが、子ども向けには入れないほうがいいかもしれません。

マグカップにチューブのしょうがとはちみつを入れて水で溶き、電子レンジで加熱すると、必要な分だけすぐにつくれます。

■山椒:元気を内側からサポート

山椒の香りには、さまざまな健康効果が期待できるそう。粉末の山椒はウナギには欠かせませんが、それ以外の使い道がなくて食品棚に眠っている人も多いのではないでしょうか。

じつは山椒は、炒めものや揚げものなど、油を使った料理との相性が抜群なのです。そのまま料理に振りかけてもいいし、マヨネーズに混ぜてソースにすれば、手軽に風味をプラスできます。

のりの佃煮に混ぜてもOK。甘さが強いものを選べば、子どもにも食べやすくなります。潮の香りと山の恵みを一度に楽しめてお得です。

和風スパイスは常備したまま、いつまでも冷蔵庫のなかで放置しがちです。意外と使う機会が少ないのは、特定の料理にのみ使用しているからかもしれません。和食以外にもアレンジできるので、オリジナル料理に挑戦してみるのもいいものですよ。

(藤井蒼)

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