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「打算婚の後悔」結婚3年レス1年…夫「オレありきで遊ぶな」→大学院生に惹かれた妻

  • 2026.10.31

行き遅れたくない理由から「夫としてはよさそう」と打算的に結婚したハル。結婚して3年、夫の転勤で大阪に引っ越した夫婦は、1年以上レス状態が続いていた。

プロローグ01 画像提供:(C)ただっち/KADOKAWA
プロローグ01 画像提供:(C)ただっち/KADOKAWA
プロローグ02 画像提供:(C)ただっち/KADOKAWA
プロローグ02 画像提供:(C)ただっち/KADOKAWA
プロローグ03 画像提供:(C)ただっち/KADOKAWA
プロローグ03 画像提供:(C)ただっち/KADOKAWA

結婚3年でレス1年…夫から「自分の世界を見つけなよ」

知人もいない土地でひとりぼっちの彼女は、休日に街へ出かけたいと願うが、疲労を理由に家で休みたいと主張する夫から「オレありきで遊ぶのをやめなよ。ハルも自分の世界を見つけな」と突き放され、パートに出ることを決意する。

久しぶりに外で働き、初出勤の話をしようとするも「オレは1日中働いてるんだよ。ちょっとは気遣ってほしい」と釘を刺される始末。稼ぐ額が大きいほうに気を遣うべきなのかと、ハルは家政婦のような現状に不満を募らせていく。

不倫の陰に隠された人間臭い葛藤

パート先で大学院生の後藤と打ち解けたハルは、夫と真逆の考えを持つ彼に惹かれていくが、既婚者である事実は打ち明けられずにいた。漫画家のただっちさん(@tadatsuchi5555)が描く『夫がいても誰かを好きになっていいですか?』は、編集者から不倫をテーマにした提案を受けて誕生した作品だ。

不倫の肯定ではなく、人間の弱さや心が揺らぐ瞬間を描きたかったと話すただっちさん。「夫以外の誰かを好きになるのは、ある意味とても人間臭い感情だと思います。理性で必死に抑える人もいれば、1歩踏み出してしまう人もいる。その葛藤の中で本人が何を考え、どんな言い訳をしているのか。そういう部分こそが人間らしくておもしろくなるんじゃないかと思いながら描きました」と明かす。

罪悪感とときめき…「あいまいな関係」が生み出すリアルな人間模様

作中では、罪悪感を抱きつつも本能でときめく描写や、「ダメだ」と自分を制する心の動きが丁寧に表現されている。不倫相手に惹かれるほど夫の欠点が目につき、嫌いになっていく過程について、ただっちさんは「非常に身勝手ですが、こういうところがまさに人間だと思います」と語る。

相手の好意を感じつつも、聞かれなければ夫がいると言わない女性の心理にも触れ、「悪意よりも『今の関係を壊したくない』という弱さの延長線上にある選択だと思います。そのあいまいさからズレが生じ、取り返しがつかなくなるのですが…」と分析する。

結末に対する読者の感想はきれいに分かれるという。「嫌悪感も共感もすべて本能的な反応。その揺れ動く感情こそがこの漫画を楽しむポイントです。ほかの読者の視点を知るレビューも作品の1つとして楽しんでほしい」

取材協力:ただっちさん(@tadatsuchi5555)

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