1. トップ
  2. 放射線技師が「金属」の持ち込みに細心の注意を払う理由とは?【著者インタビュー】

放射線技師が「金属」の持ち込みに細心の注意を払う理由とは?【著者インタビュー】

  • 2026.10.31

【漫画】本編を読む

“放射線技師”と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか? 「レントゲンを撮る人」というイメージはできても、それ以外にどんな仕事をしているのかよくわからない人がほとんどではないだろうか。そんな身近だけど意外と知られていない放射線技師の日常を描いた漫画が『ギャル技師ちゃんのやべぇ日常 放射線技師のかわいくないお仕事』(からばく社/KADOKAWA)。「放射線技師は骨折がわかっても、患者に伝えてはいけない?」など、知らなかった情報や“仕事あるある”を現役放射線技師が赤裸々に描く、お仕事コミックエッセイである。著者であるからばく社さんは、放射線技師として病院に勤務する一方で、放射線技師にまつわる創作活動を行なっている。本作で主人公をギャルにした理由、漫画には載っていない最新の日常エピソードなどのお話を聞いた。

――これまでで一番「やってしまった……!」と思った失敗を教えてください。

からばく社さん(以下、からばく社):目覚ましが壊れていて4時間寝坊した時です。職場からは、もう怒られるを通り越して「死んでいるんじゃないか」と心配されました。

――放射線技師に限らず、ありそうな失敗ですね(笑)。

からばく社:そうですね。放射線技師が特に気をつけなくていないこととしては、MRIの強力な磁気で金属が吸引され、くっついてしまう「吸着事故」というものがあります。これは患者さんの命に関わることもありますので、患者さんはもちろん、スタッフの金属持ち込みにもくれぐれも気をつけて業務にあたっています。レントゲンでも金属を身につけていると診断したい部位の画像に重なってしまうことがあるので、撮影範囲内に金属などが入ってしまわないか、患者さんの服装をよく観察していますね。

――日々いろいろなお仕事をされていると思うのですが、一番苦手な作業や検査はなんですか?

からばく社:特に苦手な業務はないです。幸いなことにあれこれうまいこと仕事をさせていただいています。

――現在も放射線技師としてお仕事をされているとのことですが、単行本化されておらず「これ漫画に描きたいな」と思ったエピソードを教えてください。

からばく社:今回の書籍は“放射線技師の仕事内容を知ってもらう”がテーマだったので、ギャル技師ちゃんや周りの人を掘り下げるエピソードは泣く泣くカットしました。今後はその辺を掘り下げたり、まだまだ新キャラを登場させたりしたいですね。

取材・文=原智香

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ