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酔った上司に「キミって酔ったらどうなるの?」飲み会文化の復活の兆しに「嫌なことにお金を払いたくない」若者の本音炸裂【作者に聞く】

  • 2026.10.29
酔った上司が絡んでくる…。 ■画像提供:ゐ(@irk_hrk)
酔った上司が絡んでくる…。 ■画像提供:ゐ(@irk_hrk)

「上司に気を遣う飲み会は行きたくない」「お酒が飲めないのに参加しても楽しくない」。そんな若者の本音を描いた、ゐ(@irk_hrk)さんの創作漫画「復活すんな、飲み会文化」が話題を集めた。コロナ禍で中止されていた飲み会が復活しつつあるなか、職場の付き合いに疑問を感じる人々の気持ちを代弁した作品だ。今回は、制作のきっかけや反響について作者に話を聞いた。

「飲み会文化が復活してきた」と感じた出来事

「飲んだらどうなるの?」と、飲みの席で聞いてくる田中はすでに酔っ払っている様子 ■画像提供:ゐ(@irk_hrk)
「飲んだらどうなるの?」と、飲みの席で聞いてくる田中はすでに酔っ払っている様子 ■画像提供:ゐ(@irk_hrk)
普通に具合が悪くだけなので、できるだけ飲みたくないのだが「少しくらい飲めるでしょ」と言われる ■画像提供:ゐ(@irk_hrk)
普通に具合が悪くだけなので、できるだけ飲みたくないのだが「少しくらい飲めるでしょ」と言われる ■画像提供:ゐ(@irk_hrk)
お酒を強要するのはアルハラだと指摘を受けつつも、田中は飲みニケーションを大事にする人のようだ ■画像提供:ゐ(@irk_hrk)
お酒を強要するのはアルハラだと指摘を受けつつも、田中は飲みニケーションを大事にする人のようだ ■画像提供:ゐ(@irk_hrk)

職場の人間関係を深める場として定着している飲み会。しかし、お酒を飲めない人や、上司に気を遣うことに疲れてしまう人にとっては、負担になることもある。ゐさんは、街中で見かけた光景から本作を描こうと思ったという。「一時期に比べ、路上に吐瀉物やその掃除の跡が増えてきて、『飲み会文化が復活してきたんだな』と感じたこともあり、この漫画を描きました」と振り返る。

漫画では、飲み会の席で田中が鈴木に「鈴木ちゃん、酔ったらどうなるの?」と質問。鈴木が「えっと、普通に具合が悪くなりますけど」と答えても、田中は「ちょっとくらいなら飲めるでしょ?」と酒を勧めてくる。

周囲から「田中さん!アルハラ!」と注意されても、田中は「飲んだ方が本当の自分出せて、本音で話せる」と主張。飲まなければ本音を話せないのかと、鈴木はうんざりしてしまう。付き合いだからと参加しても、結局は「楽しくない飲み会にお金を払いたくない」という気持ちが残るのだった。

「平日の飲み会は残業」という切実な声も

作品のコメント欄には、職場の飲み会に否定的な意見が多く寄せられた。「飲み会は無駄な時間」「平日にいく飲み会は残業、休日にいく場合は休日出勤だと思わなければやってられない」など、会社関係の人との飲み会は避けたいという声が目立った。

今回の反響について、ゐさんは「まず、たくさんの方に読んでいただけてうれしいです!私は『飲み会が嫌だな』と思う方の気持ちも『あった方がいい』と思う気持ちも両方理解できます」とコメント。

さらに、漫画の細かな描写にも触れ、「『田中さん!アルハラ!』のコマで、実は田中さんが飲み物を盛大にこぼしているのですが…(笑)。そこに対するツッコミのご感想が無くて(見逃していたらすみません!)、描き込みが甘かったかなと反省しました」と、ユーモアを交えて振り返った。

飲み会にはメリットも?作者の作品活動

職場の飲み会を避けたい理由は、アルコールの強要だけではない。セクハラ発言や説教が苦痛だという人がいる一方、普段は聞けない話ができたり、上司の人柄を知れたりすることにメリットを感じる人もいる。職場の親睦会に参加するかどうかは、人によって考え方が分かれるところだ。

数多くの話題作を発表しているゐさんは、Twitterやnoteで推し活シリーズ「ブチヲと麗奈」や、恋活・婚活・美容をテーマにした漫画を配信。LINEマンガ インディーズ大賞’22では「本当にあった裏バイト~マッチングアプのメッセージ代行~」が審査員特別賞を受賞した。noteでは限定漫画を公開するほか、ダ・ヴィンチWebで『自己肯定感が低いので人生リノベします』を隔週火曜日18時に連載している。

■取材協力:ゐ(@irk_hrk)

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