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金沢で話題!加賀野菜がアイスになった。野菜ソムリエが手掛ける「野菜ジェラート」

  • 2016.8.20
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加賀野菜や漬物など、郷土の伝統的な食材を使ったジェラートがいま、金沢で人気を集めています。作っているのは"かぶら寿し"の製造で知られる老舗漬物店「四十萬谷(しじまや)本舗」。意外で新しい金沢生まれのジェラートを、ぜひ味わってみてください。

明治8年創業、発酵食の歴史を築いた老舗

金沢の「四十萬谷本舗」は、明治8年創業の老舗漬物専門店。

かぶらにブリを挟んで発酵させた石川の郷土料理"かぶら寿し"をはじめ、味噌や醤油、漬物などを作り、金沢の発酵食文化を築き上げてきました。

金沢市弥生の旧街道沿いにたたずむ本店は、まさに老舗の雰囲気。

色とりどりの漬物が並ぶ店内の一角に、ジェラートケースが設置されています。

「梅干し」や「金城味噌」など9種類の「野菜ジェラート」

野菜ジェラートを開発したのは、野菜ソムリエの最上級資格「シニア・ベジタブル&フルーツマイスター」を持つ社長夫妻。

加賀・能登の野菜や伝統食を大切にし、野菜をおいしく、いろんな世代の方に食べてほしいという願いから、ジェラートを開発したそうです。

素材は「梅干し」や「金城味噌」、「五郎島金時使用さつまいも」など9種類。

「梅干し」は、ストロベリーアイスのように甘酸っぱい爽やかなおいしさ。

自家製の味噌を使った「金城味噌」は、ほのかな塩気とコクのある濃厚な味わいです。

「金澤ぴくろす」など、新感覚の漬物をおみやげに

「四十萬谷本舗」では伝統の味を守り続ける一方で、これまでにない新感覚の商品も積極的に開発し人気を集めています。

「金城かぶら寿し 夏糀」(1,728円)は、本来冬の食べ物であるかぶら寿しを、夏向けにアレンジした新商品。春先から丹精こめて育てたかぶらを、「平成ひむろ」と名付けた冷蔵機能完備の蔵で糀漬けにしたもので、まろやかな甘みとすっきりとした味わいが特徴です。

「金澤ぴくろす」(432円)は、加賀レンコン、きゅうり、パプリカなどを黒酢に漬けたピクルス。カラフルな見た目がかわいらしく、サラダ感覚で楽しめるので、おみやげにぴったりです。

「四十萬谷本舗」は、旅行の際に立ち寄りやすい金沢駅内のショッピングモール「金沢百番街」にも店舗があり、こちらではカップ入りのジェラートが販売されています。

金沢の伝統食から生まれた新しいおいしさを、ぜひ楽しんでみてください。

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