1. トップ
  2. エンタメ
  3. 【『天体戦士サンレッドショー』鼎談<1>】野間理孔&影山達也&田内季宇&渡辺隼斗、悪の組織“フロシャイム”での過ごし方

【『天体戦士サンレッドショー』鼎談<1>】野間理孔&影山達也&田内季宇&渡辺隼斗、悪の組織“フロシャイム”での過ごし方

  • 2026.10.28
『くぼたまこと画業30周年記念 実写版 天体戦士サンレッドショー』(左から)アントキラー、メダリオ、カーメンマン、戦闘員2号 (C)くぼたまこと/フライングドッグ・フロシャイムGロッソ支部 width=
『くぼたまこと画業30周年記念 実写版 天体戦士サンレッドショー』(左から)アントキラー、メダリオ、カーメンマン、戦闘員2号 (C)くぼたまこと/フライングドッグ・フロシャイムGロッソ支部

実写版『天体戦士サンレッド』が、ヒーローショーの“聖地”である東京ドームシティ シアターGロッソにて上演される。原作者・くぼたまこと画業30周年として行われる本作は、アニメ声優&俳優キャストが入り乱れる予測不能な舞台になること必至。世界征服を企む悪の組織フロシャイムの一員として出演する野間理孔、影山達也、田内季宇、渡辺隼斗の4名に話を聞いた。

【写真】『実写版 天体戦士サンレッドショー』で野間理孔、影山達也、田内季宇、渡辺隼斗が演じるキャラクタービジュアル

◆『サンレッド』舞台への期待と疑問!?

――『サンレッド』の原作やアニメはご存知でしたか?

影山達也(カーメンマン役):原作もアニメも全く知らない状態からお話をいただきました。ビジュアルを見てアクションメインのヒーローものだと思っていたら……ほんわかした作品で驚きました(笑)。

野間理孔(メダリオ役):僕も原作は知らなかったんですけど、出演が決まったあといろいろな方から「え? メダリオやるの?」って声をかけられて凄い作品だと知りました。昨日、川崎に行って展示中の『サンレッド』のパネルにサインしたんですけど、地元の方が「メダリオさんですか?」とか「『サンレッド』大好きなんです」と声をかけてくれて、その方たちのためにもよい作品にしなければと思いました。

田内季宇(アントキラー役):僕は兄が原作のマンガを買っていたので読んでいました。シュールな空気感とほんわかした雰囲気が好きです。

渡辺隼斗(戦闘員2号):原作のファンだったのでお話をもらったときはめちゃくちゃうれしかったです。しかも会場が東京ドームシティ シアターGロッソというヒーローショーの“聖地”と聞いてまたテンションが上がったんですけど……待てよ……どうやって舞台にするんだろう? って同時に疑問も湧きました(笑)。

――実際に出演されることになったときの心境をお聞かせください。

影山:熱狂的なファンの方がたくさんいらっしゃるというのを聞いて、原作へのリスペクトを大切にしなければいけないと強く思いました。そのうえで舞台をメインにやっている僕らとのマリアージュでより美味しくなるといいなと。

野間:今回はなにしろアニメで声優をやられた“本物”の方がいらっしゃいますからね。共演できることが感動ですし、そこに乗っかっていけるようプレッシャーに臆せずやっていきたいと思っています。

田内:どんな舞台になるんだろう? って思いました。戦うことをメインにするとしてもサンレッドのワンパンで勝負はついてしまうからそこをどう膨らませるのか? それとも膨らませないのか? って(笑)。

渡辺:サンレッドの内容は間違いないんで、Gロッソでやって良かったなと思ってもらえるようにしたいですかね。

――みなさんが演じられるのは主人公サンレッドと敵対する悪の組織の怪人たちです。怪人に扮装するわけですが、顔が隠れる役をよく引き受けられましたね? 素顔が出ない方もいるのでは?

田内:そこは最初からなんにも思っていないです。顔へのメイクも好きなだけ塗ってくださいって言いました(笑)。今回のキャストのみなさんは隠れることを意識する人はいないんじゃないですか? そのキャラを楽しもうってマインドの人ばかりだと思います。

◆ヒーローショーの聖地“Gロッソ”は特別な場所

――会場となる東京ドームシティ シアターGロッソはヒーローショーの“聖地”と言われていますが、やはり他の会場とは違いますか?

渡辺:まず、作りが違うんです。ヒーローショーをやるために作られているステージなので、3階まであるし、落っこちができる奈落もあるし、スライダーも使える。特殊な会場なんです。ヒーローショーをやる場所としては日本の頂点です。

田内:僕はGロッソに出演するのは初めてなのでどんなステージなのか気になっています。

影山:ステージ上に2階があるし、客席も近いし、とにかくステージに立ったときの距離感とインパクトが凄いんですよ。

野間:客席との距離感は本当に近くて、この前、僕が釣ったシーバスくらいの長さしかないですからね。

田内:シーバスの大きさが気になって距離の近さがイメージできないよ。

野間:1.5メートルくらいかな?(笑) 長物(刀類)を振り回すときは注意してます。

渡辺:アクションを作る側からすると、やりたいことが全部やれる環境なのでGロッソは特別なんです。

影山:シーバスの大きさ気になるなあ(笑)。

◆目の前にフロシャイムの怪人たちが現れる迫力

――稽古の感触はいかがですか?

田内:僕が演じるアントキラーは被り物をするメンバーのなかでも顔は出ている方なので、空気を吸える側として甘えたことは言えないです。マスクを被る人たちは本当に苦しそうですからね。精巧な被り物を作ってくださったので、あとは声と動きをどうするか、そこを今、模索しています。

――アントキラーは愛されキャラですよね。

田内:適当な感じだったり、後輩にうざ絡みもするんですけど、実は律儀でマメで先輩に対しては丁寧だったりするんですよね。

影山:礼儀正しいよね。

田内:バイトをしたりして社会に揉まれて生きているんで、カッコよさもあったり、基本的にはできる奴なんですよね。気遣いもできるし。そのうえでの雑さというのがアントキラーの良さだと思うので、めっちゃいい奴ってリスペクトを持って“蟻地獄”をやりたいと思います。

――影山さん演じるカーメンマンも個性的なキャラですよね。

影山:愛おしいですね。人当たりも柔らかいし、仲間と一緒にバカやったりするところも推せます。演じるにあたっては、僕も顔を塗るタイプなので呼吸しやすい側です。ただ、目の回りを全部塗ってうすーく目をあけて芝居をするので、そういう経験がないので新境地です(笑)。あと特徴的なのは声です。アニメで声優をやられていた清水聖さんをリスペクトしてやりたいと思っています。

――かなり独特な声ですが、舞台上であの発声をするのはかなり大変なのでは?

影山:ええ。舞台用の発声をしながらカーメンマンの声を出すと、声帯の変な部分が震えて喉が痒くなるんです。稽古中、何度もむせているので声は本当に気をつけなきゃいけないと思っています。

――12公演ありますのでケアはしっかりしてください。

影山:そういう特殊な役作りがサンレッドの世界観を作っていると思います。

◆2.5次元ではなく、3次元のサンレッドが観られる!

――野間さんが演じるメダリオは悪の組織フロシャイムのなかでも武闘派です。

野間:先日、ビジュアル撮影があったんですけど、マスクとスーツを着て自分がカッコいいと思うポーズをしたら全然、自分が思っているイメージと違ったんです。腕の角度とか姿勢とか、どうやって上手く見せられるか研究中です。

――マッチョ系なので装着物も多いですよね。

野間:メダリオはバリバリのマッスルスーツを着たうえで、肩にバズーカみたいなのをつけるので、かなり大きいです。今からGロッソの裏動線を通れるか心配です。

――メダリオの性格についてはどんなイメージを持たれていますか?

野間:能天気で明るい。友だちにいて欲しいタイプです。デカい図体の割には繊細なところもあるし。カップ麺へのこだわりや、自分でバレンタインにチョコを買ったりして可愛い奴です。

――渡辺さんは髭男爵のひぐち君とコンビを組む戦闘員2号役です。

渡辺:僕は全身タイツで動くのが大好きなので、戦闘員スーツを着ているだけでちょっとテンション上がって普段より動きのパワーが上がる感触があります。

――戦闘員2号も裏設定があるんですよね?

渡辺:そうなんですよ。アニメを観て2号のキャラを掘り下げようとしたら、カタコトで喋ってるときもあるし、ふざけすぎてるときもある。どういうキャラなんだろうと思ったら、タイザ役の斧アツシさんが「戦闘員2号は毎回、中の人が違う設定なんだよ」と教えてくれて、そういうことか!とそれまでの疑問が吹き飛びました。

田内:あ、そうなんですか?

渡辺:そうみたい。だからキャラを掘り下げるよりも、ちょっと軽いノリのバイト君くらいの空気感でいいのかなと。作品が好きすぎて前のめりになっちゃうと戦闘員2号っぽくならないので絶妙なところを今、模索中です。理解だけは統一してサンレッドの雰囲気を再現できたらと思っています。

――今回の舞台は原作&アニメに忠実なものになりそうですが、舞台ならではの見どころは?

影山:サンレッドはヒーローと怪人のお話ですけど、人としての温かさを感じる作品だと思うのでそこも楽しんでください。とにかく佐野瑞樹さん演出のコメディはめちゃくちゃ面白いので自分たちも楽しみたいなと思っています

田内:やっぱりステージとお客さまとの距離感じゃないですかね。噂通りの距離感でサンレッドの世界を浴びれるのは見どころの最たるものだと思います。しかも今回は“本物”がいらっしゃるのでその贅沢感と豪華さを味わって幸せな時間を過ごしてください。

野間:この前のアクション稽古で被り物を被ってやってみたら、実感がものすごくて感動しました。とにかくお衣装のクオリティが凄くて、そこも見どころのひとつだと思います。衣装も“本物”、声優さんも“本物”。舞台はサンレッドの完成形が観られると思います。

渡辺:舞台版サンレッドは2.5次元ではなく、3次元のサンレッドが観られます。ぜひ本物の“実写版 天体戦士サンレッド ヒーローショー”を楽しんでください。

(取材・文:高畠正人)

『くぼたまこと画業30周年記念 実写版 天体戦士サンレッドショー』は、10月31日~11月8日東京・東京ドームシティ シアターGロッソにて上演。10月30日に同所にて『天体戦士サンレッド舞台化記念! フロシャイムGロッソ支部決起集会』を開催。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ