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「行こうという気持ちはあります」自分の言葉に保険をかける義母にうんざり<頑張り過ぎない介護>

  • 2026.10.29

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
義母が肛門外科(直腸科)を受診する日。前回の反省を踏まえて、今回は最初から車椅子を借り、出発時間も早めることに。しかし、出発時間を早めたことで、ちょうど準備の時間帯が息子とかぶってしまい、家族全員が同時にトイレや洗面所を使っていて、あちこちで大渋滞が起きる事態に。まる子さんは、義母ファーストで動く大変さを痛感しながらも、てんやわんやで準備を済ませて、いざ出発。義母は相変わらずあちこちにつかまりながら動いていて、車に乗り込むだけでもひと苦労です。早めに動き出したこともあり、なんとか予定通りの時間に出発できたものの、すでに全員が疲れ切ってしまったのでした。

前回の受診時に車椅子の借り方を病院に聞いていたこともあって、病院に到着してからの流れがとてもスムーズで、予約時間まで余裕がありました。そこでまる子さんは、義母にトイレに行っておくかを確認したのですが、大丈夫とのこと。検尿があると思って我慢しているのかもしれないと考え、そのまま待つことにしました。すると、予約時間まであと5分というところで「トイレ」と言いだした義母。我慢できないと言うので、まる子さんはダッシュでトイレへと連れて行くはめになりました。ただ、その後の診察はおおむね順調で、医師からデイケアに行っても大丈夫だという説明を受けられたので、まる子さんとしては、苦労して受診に付き添ったかいがありました。

これ以上私にできることはない

病院からの帰り道。医師からデイケアに行っても大丈夫だと言われたことを受け、念のため義母に今後のデイケアについて確認します。

まあ、答えはほぼわかっていますが……。

素直に「行く」と言うなんて思っていませんけどね……。

義母は「デイケアはずっと座っていなくてはいけない」と言い、それがつらいと愚痴をこぼします。

しかし、その点についてはすでにデイケアへ確認済みです。

デイケアからの回答を義母にも伝えます。

ついでに、声をかけても義母から断られると言われたことも報告しておきました。

すると、今度はケアマネさんの話に持っていく義母。

私は淡々と事実を伝えるのみです。

私のターンがきたので、思いを義母にぶつけます。

誰も、義母につらい思いをしてほしいと思っているわけではないのです。

皆がどれだけ義母のことを考えているか、伝わっていないんだろうな……。

のらりくらりと話を変える義母に、ついに夫がしびれを切らしました。

夫がストレートに聞くと……。

「行きますよ」と言った後に「でも」と、すぐ付け足した義母。

出た出た……。

自分の言葉にしっかり保険をかける義母を見て、行く気がないこと悟る私と夫。

夫がこう言うので、訪問看護もデイケアも、義母から言われるまで保留にすることに。

病院からの帰り道。医師からデイケアに行っても大丈夫だと言われたので、念のため義母に行くかどうか確認します。義母は「ずっと座ってなくちゃいけないし……」と、気が進まない様子で言ったので、その点についてはデイケアに確認済みで、つらいなら、歩いていても、ベッドで横になっていても大丈夫だと言われたことを伝えました。すると義母は「ケアマネさんにもノルマや成績があるのだろうから、行かせたいんだろうけど……」と違う方向へ話を持っていこうとしたので、ケアマネさんのノルマや成績は関係ないと思うことも話しました。

体を動かさなければ確実に体力は落ちていき、手術中の体への負担や、術後の回復にもよくないので、そのためにリハビリは必要です。皆、義母のためを思っていろいろと動いているのに、自分がやりたいこと以外を「やらされている」と思うのはどうかと思い、私は自分の気持ちをぶつけました。しかし、デイケアに行くことに消極的な義母は「まあねえ……。そうねえ……。でもねえ……」と、のらりくらり話を変えるだけ。

そこで、しびれを切らした夫が「で、行くの? 行かないの?」と直球で聞きます。すると義母は「行きますよ」と言ったものの、すぐに「行くけど、今週はこんな状態だから無理だと思う。来週から、行けたら行こうという気持ちはあります」と、自分の言葉にしっかり保険をかけてきました……。それを聞いた夫は「この調子だと、もう二度と行かないだろうから、放っておこう」とあきれ顔。結局、訪問看護もデイケアの再開も、義母から再開したいと言ってくるまで保留となりました。このまま湯船に入ることを諦め、骨盤臓器脱を治療せずにいるのは心配ですが、本人が頑なに嫌がっており、私もこれ以上何もできないので、どうしようもありません。

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素直にデイケアに行くことは難しいと思っていましたが、慎重に言葉を選んでいることを見ると、やはりデイケアの再開は一筋縄ではいかなそうですね。誰も義母につらい思いをさせようとは考えていなくて、毎日を元気に過ごしてほしいと思っているだけなのに、それが伝わらないのはもどかしいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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