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「酔っても発音しやすい」から“ベルロ”。脱力系ネーミングの裏にある、ベルリンの超本格クラフトビール

  • 2026.10.28

法令に基づいて造られるドイツビールは質が高く、祝祭の場では皆が衣装を着て杯を挙げるなどまさしく国民的な美酒。奥深い文化を味わいに、2大都市ミュンヘンとベルリンの醸造所を巡る。


◆Brlo Brwhouse(ベルロ・ブリューハウス)

インディーズな姿勢を保ち続けるブリュワリー

クリーミーな泡にフルーティな香り、喉越しの爽やかな強い苦みのジャーマンIPA、6.50ユーロ/0.5l。

「Brlo(ベルロ)」は古いスラブ語でベルリンのことで、ビールを2、3杯飲んでも誰もが発音しやすいから2014年の創業以来、この名だそう。

マーケティング担当のベンヤミン・ドソウ氏は、実家もビール醸造所という筋金入り。

ベルリンを拠点に自由でモダンなビール造りを提唱し続け、生産拠点と提供場所の距離の近さにもこだわるベルロは2カ所、クロイツベルクとシュパンダウに醸造所を置く。

当日のラインナップがすべて示される。ノンアルは青枠。価格帯は0.3lで4~5.50ユーロ。

前者、ブリューハウスはコンテナを巧みに組み合わせたスペース内に、醸造タンクが備わるインダストリアル・クールな造りで、とくに実験的なビール造りに振っている。

まさかコンテナハウスとは思えない、黒ベースのミニマムさだが開放的でビアホールらしい空間。
エチケットもアーティスティック。

へレスとペールエールを軸としつつも、伝統のベルリナー・ヴァイセやノンアルコールの“ネイキッド”シリーズなど、少量生産でもビールの多様性を追求し続ける。まさしくベルリンらしい魅力に溢れている独立ブランドなのだ。

グライスドライエック駅からごく近く、出来たてのビールが楽しめるとあって、広々としたビアガーデンスペースは地元民が多く訪れる。

Brlo Brwhouse(ベルロ・ブリューハウス)

所在地 Schöneberger Str. 16, 10963 Berlin
電話番号 030 55577606
営業時間 ビアガーデン/16:00~24:00(金曜14:00~、土・日曜12:00~)レストラン/17:00~24:00(L.O.~22:00)、土・日曜12:00~24:00(L.O.~22:00)
定休日 月曜(レストラン)、無休(ビアガーデン)
https://brlo.de/gastronomien/brlo-brwhouse
●ビアガーデンの営業は4~9月

文=南陽一浩 写真=橋本 篤 コーディネート=河内秀子

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