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ゼッケンなしで給水を取り続けた男性ランナーが「走るのは自由だろ」と開き直る→審判員がとった対応とは

  • 2026.10.28

今回は、筆者の友人Hくん(20代男性)に聞いた話を紹介します。中学から中距離走を続けるHくんは、地元の市民ハーフマラソンで給水所のボランティアを担当しました。当日目にしたのは、ゼッケンを付けずにコースへ紛れ込み、スポーツドリンクやバナナを取り続ける50代くらいの男性です。注意しても開き直る男性に、大会の審判員が告げた言葉とは。走る側の気持ちを知るランナーならではの、冷静な対応を振り返ります。

ゼッケンのない男性が給水テーブルへ

自分でも大会に出場する機会が多い私は、地元の市民ハーフマラソンで、周回コースにある給水所のボランティアを担当していました。

1周目、ゼッケンを付けていない50代くらいの男性が給水テーブルに近づき、スポーツドリンクとバナナを両手で取っていったのです。

「走るのは自由だろ」と言い返された2周目

2周目にも同じ男性が現れたため、私は「ゼッケンをお持ちですか」と声をかけました。返ってきたのは「参加費は払ってないけど、走るのは自由だろ」という言葉でした。

さらに3周目、男性は給水の列に横から割り込み、ぶつかられた女性ランナーが手にしていた紙コップを落としてしまったのです。

計測ゲート手前で審判員が告げた一言

私が無線で運営本部に状況を報告すると、次の周回、計測ゲートの手前で審判員が男性を呼び止めました。

男性は「ここは公道だろ」と主張したものの、審判員は「本日このコースは交通規制のうえで大会が使用しています。給水も参加者のためのものです」と落ち着いて説明したのです。周囲のランナーの視線もあり、男性は何も言わずにコースを離れていきました。

女性ランナーの言葉と翌年の大会で変わったこと

給水所に戻ってきた女性ランナーが、「さっきはありがとうございました」と声をかけてくれたのです。

翌年の大会では、給水所に「ゼッケンをお持ちの方のみ」という掲示が出され、ボランティア説明会でも今回の出来事が対応例として共有されました。

まとめ

走る側の気持ちを知るランナーだからこそ見過ごせなかった、Hくんの冷静な報告が大会を守った出来事です。その場で言い争うのではなく運営本部へ状況を伝えたことが、審判員の落ち着いた対応につながりました。翌年には給水所の掲示や説明会での共有が加わり、運営の仕組みにも変化が生まれています。ボランティアとして参加する際は、困ったときの報告先を事前に確かめておきましょう。

【体験者:20代・男性、回答時期:2026年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Qolyコラムニスト:Yutel_06

Qolyコラムニスト:Yutel_06 - Qoly-Sports&the Style

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