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【MLB】「先発をやりたい」WSで無双するブルワーズの左腕アシュビー、今季救援だけで13勝の異色ぶり

  • 2026.10.27
ブルワーズのアーロン・アシュビー(C)Getty Images
SPREAD : ブルワーズのアーロン・アシュビー(C)Getty Images

ナ・リーグ中地区のブルワーズは26日(日本時間27日)、敵地トロピカーナフィールドでレイズと対戦。連勝で迎えたワールドシリーズ第3戦も10-1で大勝し、シリーズ3連勝で球団初の世界一に王手をかけた。
勢いに乗るチームの中で、抜群の安定感を誇るのがリーグ屈指のブルペン投手たち。とりわけ、救援左腕アーロン・アシュビー投手が圧倒的な存在感を放っている。

■ゴロ率はメジャー上位4%

MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』によると、アシュビーは今季75試合に登板し、89回1/3を投げて13勝3敗、防御率3.12、116奪三振を記録。平均97.7マイル(約157.2キロ)のシンカーを軸にカーブとスライダーで奪三振を量産する。制球力は平均以下だが、ゴロ率56.3%はメジャー全体の上位4%に位置。長打を許さない投球で相手打線を封じ込めている。
ポストシーズンでは無失点投球を続け、ワールドシリーズ第1戦は1回2/3、第2戦は最後の5アウトを無失点で切り抜けた。ポストシーズン開幕からの連続無失点は15回2/3に伸び、2016年のアンドリュー・ミラーに次ぐメジャー史上2番目の記録となっている。
アシュビーは2022年にブルワーズと5年総額2050万ドルの契約を結んだが、同年は27試合に登板し、19先発で2勝10敗と振るわず。翌年からはブルペン投手として活路を見出した。
米メディア『ジ・アスレチック』によると、アシュビーはワールドシリーズ開幕前に、パット・マーフィー監督から長いイニングを投げ続ける状態を気遣われると、「まだ先発をやりたいと思っているから問題ないよ」と、やや冗談めかして返答したという。投手コーチは「チームが必要とすることなら何でもやってくれる」と献身性を称賛した。救援投手ながら13勝を挙げている点でも、左腕のフル回転ぶりが窺える。
ブルワーズ鉄壁のブルペン陣を支え続け、ワールドシリーズで一際輝きを放っている左腕アシュビー。球団初の世界一獲得に欠かせない存在となっている。

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