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岡田准一、ピアノにかける想いを告白「母がピアノの先生をやっていたので、母のためにもこの役をやりたい」

  • 2026.10.27
岡田准一 (C) 2026 映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会 width=
岡田准一 (C) 2026 映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会

岡田准一、松坂桃李、清野菜名、瀬々敬久監督が26日、東京国際映画祭『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』舞台あいさつに登壇。岡田がピアノにかける想いや音作りの裏話を披露した。

【動画】映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』最新予告映像

“689トリオ”と呼ばれた作曲家・中村八大、作詞家・永六輔、歌手・坂本九。彼らが走り抜けた「青春」「友情」そして「挑戦」。逆境の中、時代を切り開いた男たちが魂を紡いで作り上げた「SUKIYAKI」の誕生秘話を、事実に基づいたフィクションで映画化する。

本作の主人公であり、物語の核となる天才作曲家・中村八大を演じるのは岡田准一。メガホンをとるのは、瀬々敬久。八大の相棒となる作詞家・永六輔を松坂桃李、世界を笑顔にした歌手・坂本九を仲野太賀が演じる。

完成した本作を観た感想を岡田は「映画としての面白さが詰まった作品になった」、松坂は「映画館で見るべき作品ができた。ぜひ耳でも目でも体全体で本作を体感して最後まで楽しんでもらいたい」と語り、作品の手ごたえを感じている様子。脚本を読んだ感想を聞かれると、岡田は「いろいろな方の人生が描かれていて、3人のやり取りのうまさを感じた」と語った。清野は「実在の方を演じるのは責任を強く感じたけれど、岡田さんがピアノを演じるシーンがたくさんあることがわかっていたので楽しみでした」と明かした。

本作の見どころの一つでもある、ピアノ演奏に関して岡田は「母がピアノの先生をやっていたので、母のためにもこの役をやりたい、母に観てもらいたいと思っていた。昔はあんなにピアノを練習するのが嫌だったのに、今ピアノに向き合うのが子供のころの自分を思い出すようで楽しくなった」とコメント。

さらに「撮影前にスタッフに呼ばれて、音楽を作っていく作業から入らせてもらった。V6だったからライブを作っていたりもしたので。役作りにとっても中村八大さんがどのような音作りにしたのかは大事だな、と思っていたのでそれができて嬉しかった」と、3ヵ月以上に及ぶ練習の裏話や音作りのエピソードを披露した。

髪型や口調など、特徴をつかんでいるという評判の松坂は「参考にしすぎるのもよくないとは思っていた。色々な側面を持っている方というのを理解したうえで、ものすごく言葉を愛し、大事にして真摯に向き合った人だということを念頭に置いていた」と難しさを告白。

八大の妻として、表現者の家族を演じる難しさを問われた清野は「八大さん自身のことが大好きなのはもちろんなのですが、音楽家の中村八大さんのことも本当に大好きで。だからこそ葛藤はあるけれど、どんな時でも覚悟を決めて受け止めるという気持ちで撮影に臨んだ。今思い出すだけでも演奏シーンは鳥肌がたつ」と振り返った。

それぞれ印象に残っている音楽シーンを聞かれると、松坂は「八大さんと九ちゃんが最初に出会うところが好き。二人が本当に初めて出会った感じで、何が来るかわからない、歌ができてく瞬間が目に見える、どんどん混ざり合っていく感じが凄くよかった」と回答。

岡田は「歌手として現在活躍されている大森元貴さんや幾田りらさんが参加されることで、昔の名歌手の方を今にもってきてくれる説得力と、その中で仲野太賀くんが『ヨイトマケの唄』を歌うシーンでずるいな、というくらい僕は泣いた。撮影の初日にジャズのピアノを弾くシーンだったが、そのシーンで行けるかもと思えて、その時からいい現場になる兆候ができていた」と現場中に感じた作品への手ごたえを語った。

さらにこの度、最新の予告映像とメインビジュアルが解禁となった。予告映像では、様々な出会いの果てに「689トリオ」が生まれた瞬間や、名曲「上を向いて歩こう」が生まれた秘話など、戦後の混沌に包まれた時代を、音楽の、言葉の、唄の力で切り拓いた男たちの様々な“奇跡”がふんだんに描かれている。

映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は、12月25日公開。

映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』予告映像

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