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研究で判明!「平均余命」が長いスポーツとは? 3位サッカー、2位バドミントン、1位は?

  • 2026.10.25

研究で判明!「平均余命」が長いスポーツとは? 3位サッカー、2位バドミントン、1位は?

日本人の平均寿命は女性87歳、男性81歳と世界トップクラスを誇ります。しかし、自立して生活できる「健康寿命」とは約10歳の開きがあるといいます。『健康寿命を延ばすために知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社編)よりお届けする第4回は、平均余命の長いスポーツランキング!

最も長生きできるのは、ラケットスポーツ!?

適度な全身運動と仲間との交流が健康長寿に大きく寄与する

運動は健康長寿に欠かせませんが、実は種目によって余命に大きな差の出ることが近年の研究でわかっています。デンマークで約8500人を25年間にわたり追跡した調査によると、テニスをしていた人は、運動をしていない人に比べて平均余命が9.7年長く、バドミントンでは6.2年長いという結果が報告されています。

これらのラケットスポーツが上位を占める背景には、素早い動きによる動的バランスの向上や、有酸素運動による心肺機能の強化はもちろん、相手や仲間と会話を楽しみながら行う「社会性」が強く影響していると考えられています。人と関わりながら楽しく体を動かすことは、やはり心身の活力を高める、優れた社会参加の場となるのです。

とはいえ、高齢になってから激しいテニスを始めるのは、転倒やケガのリスクもあり、決して簡単ではありません。健康のために始めた運動で体を痛めては本末転倒です。自分の体力や好みに合わせて、安全に続けられる種目を選びましょう。

ちなみに今、世界中でシニア層に人気なのが「ピックルボール」です。すぐにラリーが楽しめて、老若男女問わず、誰もが一緒にプレーできます。何をしようか考えている人は、一度トライしてみては。

平均余命の長い種目

研究では、テニスやバドミントンなど、ラケットを使うスポーツが上位を独占。
適度な運動強度と仲間との交流が、健康長寿に役立ちます。

*平均余命とは、ある年齢の人が、その後あと何年生きられるかを示す年数

最近人気なのはピックルボール

テニス、バドミントン、卓球を融合させたアメリカ発祥のラケットスポーツ。穴開きボールは速度が遅く安全で、初心者や高齢者でも簡単にラリーが続きます。東京都庁都民広場にもコートが開設されるなど、全国で人気急上昇中です。

ピックルボールのゲームは、ダブルス・シングルスの両方があるが、ダブルスのほうが主流。

漫画・イラスト/坂木浩子

監修

笹井 浩行(ささい・ひろゆき)先生

● 東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と精神保健研究チーム 研究副部長
筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ医学専攻修了。博士(スポーツ医学)。専門は老年運動学、身体活動評価法、運動疫学。米国National Institutes of Health博士研究員、日本学術振興会特別研究員PD、東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系助教、東京都健康長寿医療センター研究所主任研究員を経て、2022年より現職。

※この記事は、『健康寿命を延ばすために知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社編)の内容をウェブ用に再構成したものです。

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