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初ライブ直前! XAOSX・YUKI&AKIRA TAKANO&spiが1stアルバムの裏側語る

  • 2026.10.25
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「日常にバグを、世界にノイズを」。この強烈なコンセプトのもと、各分野の第一線で活躍する8人が集結したクルー、XAOSX(カオス)が始動して約2ヵ月。11月9日には、1stデジタルアルバム『888』を引っさげ、いよいよ初のライブ『888 ‐THE REAL CLAP‐』に臨む。アルバム制作の舞台裏から、記念すべき1stライブへの意気込みまで、YUKI、AKIRA TAKANO、spiが語り合った。

【写真】XAOSX・YUKI、AKIRA TAKANO、spi クールなソロビジュアル

■“0から1を作れるクルー”が集結

――XAOSXの発表から1ヵ月半ほど経ちますが、XAOSXの掲げる「日常にバグを、世界にノイズを」というコンセプトを、皆さんはどう解釈していますか。

YUKI:発起人の侑(福澤侑)が最初に言ってくれたことを、まんま受け止められている気がします。それぞれのフィールドで、1人1人が表現者として成り立った上で集まって、新しいムーブメントを起こす。そこにすごく価値があるなと。侑の話してくれた言葉の1つ1つが、ちゃんと体に刻まれている感覚です。

AKIRA TAKANO:バグっていうコンセプトが面白いなと。侑の言葉の中で、特に響いたのが、偉人とか、すごい人たちにはバグってる要素があるし、それを見せつけていく、と。自分たちも、応援してくださるファンの方々もバグを見つけることで人生が変わっていく。それをみんなで共有するのが素敵だなと思います。クルーとして「バグ」というテーマを、これからいろんな角度から追い求められるのが楽しみです。

spi:昔、CMのキャッチコピーで「出る杭になれ」みたいなものがあった気がするんですけど、そういうことなのかなと。打たれるんじゃなく、そのまま出てしまおうぜ、という。難しいのは、「出る杭になろうぜ」と言うのは簡単で、それを実際に体現しなくちゃいけないところ。自分の安全地帯から出て、怖いことに挑戦して、嫌だなと思うことも歯を食いしばってやってみる。そういう背中を見せて、お客さんに勇気を与えられる存在にならなくちゃいけない。そこは挑戦だな、という解釈ですね。
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――1stデジタルアルバム「888」(クラップ)には、皆さん歌唱だけでなく作詞や編曲でも参加されています。どのように制作を進めたのでしょうか。

YUKI:アルバム全体は、バグやカオスを象徴する宇宙など、いろんなサブテーマを入れながら、「やりたいことをただやる」という感じです。侑の頭の中にあるものを出してもらって、そこから僕やレイシー(青海伶)がspiさんと一緒に考えて、メンバーに割り振って、メンバーからもアイデアを上げてもらって……と、バンドみたいな形で制作しました。0から1を作れるクルーが集まっているのが、このアルバムのコンセプトの根底にもあるのかなと思います。

AKIRA TAKANO:僕は2曲で作詞・作曲に参加していますが、もらったテーマを自分なりの解釈で歌詞に落とし込むこともあれば、spiさんと話しながら一緒に作っていく感じもあって。どの曲も思い入れがあるし、みんなの妥協のなさにリスペクトがあります。

spi:まず、福澤侑を理解しないといけないんですけど(笑)。最終決定は侑なんですが、これが難しくて。彼って感性が人間の形をして歩いてるみたいな感じなんですよ。良し悪しがほぼ勘なんです。でも、その勘って、今まで培った膨大な情報から絞り出した一滴だと思うんです。言語化する作業を省いて進むから、決まるときはすごいスピードだし、一滴が出るのにゆっくりなときもあるし。今回はまだクルー全員がどういう人か探りながらの1枚目だったので、早く次の制作に入りたいなっていう気持ちです。

■どの曲も「普通にはしたくない」こだわり楽曲

――それぞれのお気に入りナンバーを教えてください。

YUKI:1曲選ぶのは難しいんですけど……どの曲も「普通にはしたくない」と、どこかに引っかかりポイントがあるので、そこを聴いてほしいです。個人的には「143」かな。キャッチーでありながらメッセージ性を込められたし、トラックでも宇宙を表現しようとしたり、いろんなことをしたので。あと、このメンバーで作った「CROWN」は、みんなのスキルや音楽性が一番バースに出ていて、一緒に作っていて心強いなと思った、いい思い出があります。

AKIRA TAKANO:僕は「TOXIC」が大好きで! 作ってくれたYUKIに直接言おうと思ってたんですけど(笑)。

YUKI:うれしすぎて今日寝れないよ(笑)。

AKIRA TAKANO:マジで好みなんですよね。何回聴いても新しい発見があるし。これはアルバムのどの曲にも言えるんですけど、展開が1つじゃなく、いっぱいあるんですよ。いろんな味が集まってできた料理が体現されている感じなので、いろんな曲を味わってほしいです。
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spi:僕は「ごきげんよう」が大っ嫌いで(笑)。もう最悪だと思って。

YUKI:アハハ。それは褒め言葉として受け取ってよろしいでしょうか?

spi:もちろん(笑)。絶対そういうインパクトを与えたいって作ってるじゃないですか、あの曲。「大嫌い」って、裏を返せばめちゃめちゃ好きって意味ですからね。あと「FATE」という曲も好きなんですけど、レコーディング時、皇希が「サビが高すぎて出ない」ってうなだれていて。でも俺、皇希が歌えるの知ってるから、数分、一緒にボイトレしたら、めっちゃいい声で高音が出るようになって。まさにダイヤの原石を見つけた瞬間というか、「XAOSXってこういうことをやっていくんだな」と感じたし、「自分も安全圏から飛び出して頑張ろう」と勇気をもらった曲ですね。

■福澤侑の“ぶっ飛んだアイデア”を具現化する1stライブ

――そうして出来上がったアルバムを引っさげての1stライブが、11月に控えています。ライブに向けた話し合いは進んでいますか。

spi:進んでます。侑のアイデアが相変わらずぶっ飛んでいて、「1曲目からフィナーレにしたいね」と言い出した時は、「この人やっぱりすげぇな」と(笑)。演出面はもちろん、グッズに関してはAKIRAが担当で、死ぬほどこだわってくれていますし。思いの強さを肌で感じてもらえるライブになるんじゃないかなと。

――spiさんは、福澤さんのアイデアを具現化していく役割なのでしょうか。

spi:侑くんの頭の中を僕が通訳することもありますが、最近は減ってきたかな。僕はどちらかというと心技体のうち「心」の人間なんです。「何を思って歌うのか」という思いのコアを明確にする役割。楽曲を作る「技」の人がいて、ライブとなると「体現する人たち」の出番で。今はその人たちを全力でサポートして食らいついている状態ですね。
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――AKIRA TAKANOさんはグッズ担当とのことですが、こだわりポイントは。

spi:僕も聞きたい、それ(笑)。

AKIRA TAKANO:定番のグッズに加えて、「バグ」という要素で、ちょっとぶっ飛んだものも1個用意してもいいかなと提案したのが、グミとチャームのコラボです。グミは「XAOSX」のMVでもテーマになっていく部分なので、大事にしたくて。今流行っているチャームとグミのコラボができないかと、せっかくなら僕らのビジュアルも入れたいなと。それを具現化すべく探って、形になりそうかな、というところです。

YUKI:最近はミーティングをする機会も増えて、セトリのことなど話していく中で、見えてくるものが徐々に出てきている感覚があります。できることは全部やりたいですね。

――最後に、記念すべき1stライブをどんな場にしたいか、意気込みを一言ずつお願いします。

YUKI:以前、侑が「ちゃんと心を楽曲に入れよう」と話してくれたことがあって。それを経てアルバムを作る中で、ライブを通してお客さんの感情にどんな変化が起きるのかを、すごく考えるようになりました。今回は「来てよかった」という思いプラス、心境が変わってくれたらうれしい。音楽、パフォーマンス、エンタメで背中を押せる瞬間って、僕たちにしかできないことだと思うので、そういうライブにできるよう頑張ります。

AKIRA TAKANO:当日は、僕らも何もかもが新しくて、楽しみながらやると思います。クリエイティブの段階で、みんなが今までの活動で培ってきたものをかなり出し合って、「ただ者じゃないものを作りたい」という思いが重なったライブなので、素直に面白いものをお見せできるんじゃないかと。この1stライブは、見なきゃ損と言っても過言ではない。伝説の始まりなので、ぜひここから一緒に歩んでいただけたらと思います。

spi:「来ときゃよかった」って絶対なると思うので、まず信じて飛び込んできてほしい。一見、イケメンが集まったボーイズグループに見えるかもしれないけど、僕たちは普通なら時間のかかる表現者としてのスタートラインに、かなり熟成した状態で立っている。心があって、技があって、それを体現した瞬間に、お客さんと一緒に1つのカオスになります。

――関わったらみんなカオスになっていく、と。

spi:そうですよ。我々と関わったので、これを読んでいるあなたもカオス(笑)。みんなでカオスになりに来てください。

(取材・文:双海しお)

XAOSXの1stライブ『888 ‐THE REAL CLAP‐』は、11月9日に神奈川・KT Zepp Yokohamaにて開催。

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