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10年間の介護に「父のお金を使い込んだでしょ」葬儀直後、疑ってきた弟夫婦 → 夫が出した『あるモノ』に沈黙!

  • 2026.10.24

これは、知人の武藤さん(仮名)から聞いた話です。武藤さんは寝たきりの父親を引き取り、夫とともに自宅での介護を続けてきました。一方、弟は介護に一切関わらないまま、父親は他界。しかし葬儀を終えて遺品を整理していると、父親の通帳を見た弟の妻から「父のお金を使い込んでるでしょ」と疑いをかけられてしまったのです。

父から託された通帳

私は寝たきりになった父を引き取り、夫と協力しながら10年間自宅で介護をしていました。父からは貯金や年金が入った通帳を託され「自分に必要なものを買うときや、病院の支払いはここからしてほしい」と頼まれていたのです。

一方、弟は「仕事があるから」と言って、介護には一切関わろうとしません。弟夫婦とはいつしか疎遠になっていました。そんな中、父は88歳で亡くなり、葬儀には弟夫婦も参列したのですが……

弟夫婦の疑い

葬儀を終えて遺品の整理をしていると、父の通帳を見つけた弟の妻が「お金を使い込んでるんじゃないですか?」と言い出しました。すると弟まで「姉ちゃん、それはずるい。相続の権利は俺もある」と妻の肩を持ったのです。

父に頼まれて、介護用品や生活費、医療費に使っていたと説明しても、弟の妻は納得しません。「だったら内訳を見せてください」と、なおも疑い続けたのです。

夫が差し出したもの

私が困っていると、夫がそばに来てくれて数冊のファイルを差し出しました。10年間の支払いの記録と領収書をまとめたものでした。あまりにも細かく書かれた内容に、弟夫婦も驚きを隠せない様子です。

実は夫には以前、身内で遺産をめぐって揉めた経験がありました。介護が始まった頃から「こういうことは、ちゃんと記録しておこう」と、父の口座から支払った分も、私たち夫婦が立て替えた分も、すべて書き留めてくれていたのです。

使い込みの正体

弟夫婦が記録を一つひとつ確認していくと、父のお金は介護や生活、治療に使われていたことがわかりました。それどころか、足りない分は私たち夫婦が自分たちのお金で補っていたことまで明らかになったのです。

私が「使い込んだというのは、どの支払いのこと?」と尋ねると、弟の妻は答えられず、弟も黙り込んでしまいました。

10年間の介護を疑われたことには傷つきましたが、夫の記録のおかげで疑いを晴らすことができたのです。私と一緒に父を支え、記録も残してくれていた夫には、今も心から感謝しています。

【体験者:50代・主婦、回答時期:2026年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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