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涼しくてしかもおいしい! この夏おすすめのグリーンカーテンレシピ

  • 2016.8.18
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強烈な日差しをやわらげ、自然のちからで爽やかな葉陰を作ってくれる、緑のカーテン。カラダやお財布にやさしいだけでなく、鮮やかな花、甘い香り、おいしい果実なども楽しめちゃう、一石二鳥以上のお得な暑さ対策。グリーンカーテンの楽しみ方&味わい方を紹介します。

©masART STUDIO - Fotolia.com

■日差しがやわらぐナチュラルカーテン

容赦なく日差しが照りつけ、いてもたってもいられない夏の昼下がり。クーラーをかけてもなかなか涼しくならず、かといってガンガンに稼動させ続けたら、電気代アップで家計がお寒い状況に。

そんな、真夏のムダ使いを少しでも減らすべく、今多くのママたちがチャレンジしているのがグリーンカーテンです。

つる性植物をネットにはわせ、ベランダやデッキなど、窓の外側に葉っぱのカーテンを設置。そうやって差し込む日差しをカットしたり、葉っぱから蒸発する水分で周囲の熱をやわらげたり。自然の涼で、暑い夏をエコに乗り切ろうというわけです。

ただ、ひとくくりにグリーンカーテンといっても、その種類はさまざま。つるが伸び、はい上がっていく植物であれば何でもOK。アサガオやフウセンカヅラなどの花系、アイビーなどの葉っぱ系、ヘチマやゴーヤなどの実がなる系と、大きく分けてジャンルは3つあります。

そんな中、賢いママに人気なのはやっぱり、お腹も満たされる収穫系。なんと世の中には、メロンや小玉スイカ、カボチャやサツマイモなどの大物をぶら下げている家庭も! いろいろな植物をミックスさせて、欲張りカーテンを堪能するママも。

■おすすめ3種の夏メニュー

実のなる植物をお好みでチョイスとはいっても、育てやすさだったり虫のつきやすさだったり。あれこれ考えていくと、自然とおすすめは絞られていくもの。そこで、先輩ママたちに聞いた、「植えてよかった」植物は次の3種。メリットや味わい方を聞いてみました。

・ゴーヤ

「葉陰が濃く、カーテンに最適! 実は、これでもかというくらいジャンジャン獲れました。昨夏は大量に佃煮を作り、隣家にもおすそわけ。かなりごはんが進んじゃいました。次々収穫できるので、消費しきれない分は、軽く塩ゆでにしてから冷凍保存に」

「ゴーヤーチャンプルーを始め、とにかくいろいろな具材とともに炒め、いろいろな味付けにチャレンジ。何をやっても失敗がない、万能野菜です」

「バナナや牛乳などとミックスして、ジュースに。夏バテに効いた気がします」

・ハヤトウリ

「あっさりしていてクセのない味。塩や糠で漬けたり、炒め物にしたり、煮ても美味しい」

「塩で揉んでサラダにすると、さっぱりして食べやすかった。便利なのは長期保存できるところ。新聞紙にくるんで風通しのいい暗い場所に置いておけば年越しも可能。いっぱい獲れてもノープロブレム!」

・パッションフルーツ

「花も葉も立派で見ごたえがあり、おしゃれなカーテンに。実は、スプーンですくって、中身をそのまま食べるもよし、ソースにしてアイスやパンケーキにかけるもよし。冷凍してシャーベット状で食べるのもおすすめ。丸ごともしくは中身を取り出して、冷凍保存も可能です」

「実になってから熟すまで時間がかかり、さらに甘くするため、収穫後も追熟。長く待たされるけれど、とにかく美味しい! ママ友へのプレゼントにも最適です」

今夏、私もパッションフルーツに挑戦中。キュウリやゴーヤほどの密度はないものの、地面に映った葉っぱのシルエットがなんともステキ。花もゴージャズで目を引きます。

(ハルノ コトリ)

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