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「え、なんでうちの敷地に…?」裏庭へ行くと、なぜかお隣さんが…→隣人「提案なんだけど」笑顔で続けた言葉にゾっとしたワケ

  • 2026.10.22

普段からやさしく声をかけてくれるお隣さんとは、良好な関係を築いていると思っていました。ある日、庭のことで指摘を受け、慌てて片付けようと裏庭へ向かうと、なぜかお隣さんがわが家の敷地内にいたのです。驚きながらも片付けを終えた私に、お隣さんはにっこり笑って「提案なんだけど」と話し始めて……。

普段やさしいお隣さんにゾッとしたワケ

お隣さんに「庭木の落ち葉で迷惑をおかけしていませんか?」「子どもの声や足音がうるさくないですか?」と聞くと、いつも「そんなの大丈夫よ。気にしないで」と言ってくれていました。ですから、とても良い関係を築けていると思っていました。そんなある日、地域の集まりがあり、その帰り道でお隣さんに声をかけられたのです。

「ねぇ、ずっと気になっていたことがあるんだけどね。お宅の裏に、動物のフンが落ちてるのよ。前から気になっていて」

私はそれを聞いて、一気に恥ずかしくなりました。仕事と育児で忙しく、実は裏庭は数カ月前に除草剤をまいて以来、ほとんど手をつけられていなかったのです。

「すみません! 不快でしたよね。すぐ片付けます」私がそう言うとお隣さんは「よかった。ずっと言いたかったけど、最近会えなかったから」そう言っていつものようにニコニコしていました。

お隣さんは特に怒っている様子ではなく、私は少しほっとしました。急いで家に戻り、動物のフンを取るために移植ゴテとゴミ袋を持って裏庭に出ると、そこにはお隣さんの姿が。私が家に戻っている間に、わが家の敷地へ入ってきたようです。

正直なところ驚きましたが、フンのことを教えてくれた手前、何も言えませんでした。きちんと片付けるところを見届けたいのかもしれないと思い、その場では何も言わずに、お隣さんの目の前で急いでフンを片付けました。

「ご迷惑をおかけしました。これで大丈夫だと思います」私が言うと、お隣さんは「あとね、提案なんだけど、ついでだからこれも片付けちゃいましょう」とにっこりして言いました。

そして、私が持っていたゴミ袋を手に取り、裏庭に積み重ねていた空の植木鉢を入れ始めたのです。「えっ、勝手に人の物を捨てるの?」と驚くと同時に、まるで「庭が汚いから、これも片付けなさい」と責められているような、無言の圧力を感じました。いつもと変わらないやさしい笑顔なのに、そのときばかりは、なんだか怖く感じてしまいました。

そもそも、その植木鉢は、子どもたちが小学校の理科で植物を育てるときに使ったものでした。たしかに日焼けして変色しており、不要なものに見えたのかもしれません。けれど、目の前で自分の持ち物を勝手にゴミ袋へ入れられるとは思ってもみなかったので、私はあぜんとしてしまいました。

お隣さんは鉢を入れ終えると、「今日はいろいろ片付いてよかったわね」とにこやかに言い、そのまま隣の自宅へ戻っていきました。いくら親しい間柄でも、相手の敷地に入り、持ち物を勝手に片付けようとするのは、さすがに踏み込み過ぎではないかと感じました。

近所付き合いが少なくなっている中で、お隣さんと気軽に言葉を交わせる関係はありがたいことだとも思っています。今回も、お隣さんが教えてくれなければ、裏庭に動物のフンが放置されたままだったかもしれません。声をかけてくれたことには感謝しています。ただ、親しい関係であっても、踏み込んでよい範囲は人それぞれ違うのだと感じました。今後も気軽に話せる関係は大切にしながら、必要なときにはやんわり線引きできるようにしたいと思っています。

著者:直野りんこ/40代女性/2011年生まれの息子と2015年生まれの娘、2人の子どもの育児に奮闘中

イラスト:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)

ベビーカレンダー編集部

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